祖母は字を書くのがおっくうになってきたようです。
以前は日記を書いていましたが、今ではほとんど書いていません。
毎日朝晩、欠かさず血圧を測って自分で手帳に記録するのですが、ときどき私に「書いて」と頼むことがあります。
私が「なんで?」と聞くと、「書くのが大変、もう字が書けない・・・」とか言っちゃってますが、
そんな字の書けないはずの人が、よく私にこんな置き手紙を残します。
けっこう長文です。
お疲れのことは百も承知ですが
おばあちゃんの足腰を五分程
マッサージをしてください
今日は私の誕生日です
よろしくお願いします
これは2月の誕生日アピールがすごかった頃の手紙です。
すでに誕生日は過ぎていましたが・・・
この5分がくせ者で、あくまでも祖母の体感の5分ですから、20~30分やることになります。
工房からの帰宅後、手紙が食卓に置かれているときもあれば、階段に置かれているときもあります。神出鬼没。
血圧の結果を書くほうがよっぽど楽ではないでしょうか??