この研修では、最初にdie Fussbank(足のせ台)を作りました。
これは、家具職人の学校のカリキュラムと同じです。
職人の見習いは皆、ここからスタートです。
手道具だけで作るという、気の遠くなるような作業です。
当時は、素直にそれを受け入れていましたが、機械を使いまくっている今、我ながらよくやったな、と思います。機械って便利^^。
平らにして、厚さも幅も一定にして、直角をだす。ほぞの加工もすべて手作業、しかも組み立て時に隙間ができないように、ぴったりと。
かなり時間がかかったので、学校ならば落ちこぼれだったでしょう。
加工中の各パーツ
完成品
単純な作りですが、木工の基本的なことがすべて学べます。
作業に追われてあまり写真を撮っていませんでしたが、
「mikikota.net」でドイツの手道具での作業の風景が紹介されていますので、お時間がありましたら、ちょっと見てみてください。
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