財部剣人の館『マーメイド クロニクルズ』「第一部」幻冬舎より出版中!「第二部」朝日出版社より刊行!

(旧:アヴァンの物語の館)ギリシア神話的世界観で人魚ナオミとヴァンパイアのマクミラが魔性たちと戦うファンタジー的SF小説

第一部 前半終了のご挨拶

2010-06-13 01:36:29 | 私が作家・芸術家・芸人
これまで読んでいただいた皆様へ

 前回のエピソードで、「マーメイド・サーガ第一部」ナオミ篇の前半部分が終了いたしました。累計訪問者は、ちょうど5000名くらいでうれしい誤算です。最終的に、1万人の人に読んでいただけるとうれしいです。わたしが小説を書き始めたきっかけは、亜細亜大学のドイツ語担当教授で童話作家の斉藤洋先生の「創作」の授業を取ったことです。先生の授業は、聞いていてほれぼれするほど実践的で効果的でした。
 その後、手に入る限りの小説の書き方の本を手に入れて読んだのですが、正直言って純文学系の本やライトノベル系の入門書は私にはピンときませんでした。特に役に立っているのは、以下の本です。

1. ディーン・R・クーンツ『ベストセラー小説の書き方』朝日文庫:
 エンターテイメント小説を書きたいなら、これ以外読む必要がないくらいすごい本だと思いました。わたしがクーンツの大ファンだということもありますが・・・
2. アメリカ探偵作家クラブ『ミステリーの書き方』講談社文庫:
 クーンツの本だけでは物足りない人に、おすすめです。人気作家たちがよってたかってノウハウを教えてくれます。
3. スティーブン・キング『小説作法』アーティストハウス:
 やはりキングは天才だと思います。彼は、時々、作品のまえにちょっとしたエッセーを書いていますが、本当に役に立ちます。例えば、こわい話を書きたかったら登場人物に感情移入して、好きな人がこんなおそろしい目に遭ったら・・・と想像しながら書くとかってかなり性格悪い(笑)!
4. 相原コージ『サルまん サルでも描けるマンガ入門』(上・下)小学館:
 テクニック論よりも、作品を成立させるための考え方がわかりました。マンガを書くことを目指している人以外にも、必須文献だと思います。
5. H・R・F・キーティング『ミステリの書き方』早川書房:
 とても丁寧に書いてあるし、買って後悔することはないと思います。
6. 関口苑生『江戸川乱歩賞と日本のミステリー』マガジンハウス:
 厳密には、小説の書き方ではないのですが、よい作品と問題のある作品が具体的に説明されています。

 最後になりましたが、6月末から7月4日までアムステルダム出張予定です。その間、ブログを更新できない場合、それまでのアップ率を少し高めておきます。今、ホテルのネット環境を調査中です。それでは、来週から始まる後半にどうか請うご期待!

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