書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

宋徽宗(1082-1135)・千字文

2006-10-13 11:50:56 | Weblog

豪奢な生活を営み道教の造営に莫大な費用を注込むなど、
遂には北宋を断絶せしむる政治家としては極めて劣る皇帝であったが、
その北宋文化交流への貢献は歴史に留まる。
詩、書、絵画を成し歴代皇帝中髄一の文化人であった。
彼の編み出した痩金体は中国書道史の一頁を飾っている。

千字文
徽宗22歳の作というから相当に早熟だったのであろう。