書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

藤原頼長・因明論疏奥書

2007-06-15 07:14:51 | Weblog

藤原頼長(1120-1156)
温厚な兄忠道と異なり、若くして和漢の書を読破し才気満々と称され、
父忠実の偏愛を受ける。 
一方で、悪左府と称されるほど酷薄であったとも言われる。 
保元の乱に破れ36歳の最期を遂げる。

才気よりも円満を感じる書風だ。