北条時宗・書状 2007-08-10 08:05:12 | Weblog 北条時宗(1251-1284) 文永の役、弘安の役と二度にわたる元及びその属国高麗による日本侵略に対し、 当時の執権として敢然と立ち向かい、 暴風雨の到来等の幸運も有って元軍を撤退せしめた。 国難に立ち向かった名君としての高い評価の一方で、 元からの使者を処刑するなど国際感覚の低さも問われる。 また、一方では、禅宗に帰依する信仰心の厚い人物であり、 蘭渓道隆等の教えを請い、 蘭渓道隆没後は無学祖元を招聘し生涯の師としている。 33歳の若さで国難との戦いで生涯を終える。