六本木の森美術館で開催中の「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」に行ってきました。
原美術館ARCメンバー限定のギャラリーガイド付きという超豪華バージョン。
実はこちらの展覧会、年明けにも一度来ています。
そのときは情報量が多すぎて言葉で表すことができなかったんですよね。
こういうガイドツアーに参加すると、作品のいろいろな面を知ることができて面白い。
まずは前回来たときにも非常に印象的だったこちらの作品。
青木千絵さんの作品です。
発泡スチロールで原型を彫り、そこに漆を施しているそうです。
この光沢は漆だったんですね。
漆を磨く作業は果てしなく大変で、青木さんはずーっといろいろな角度からこの作品を磨き続けたそう。
「ぜひ皆さんもいろいろな角度から作品を観てください。」
と言われ、青木さんの視点を探るように鑑賞してみました。
こんな感じで低い位置から身をかがめて磨いたのかなとか、想像すると面白い。
気が遠くなるような単純な作業。
これが次の石内都さんの話につながっていきます。