[県庁おもてなし課]-有川浩

2013-04-07 22:16:06 | おすすめの一冊

極力避けますが、以下、ネタバレが含まれることもあります。

ご了承ください。

 

有川 浩 「県庁おもてなし課」 角川書店

 

「有川浩」さんを知っていますか?

名前を聞いただけではピンと来ない人も、

「図書館戦争」「阪急電車」「フリーター、家を買う」と聞けば、知っている方も多いのでは?

アニメ化、ドラマ化、映画化されていますよね。

 

では「県庁おもてなし課」はもう、読まれましたか?

5月11日に公開される錦戸亮主演の映画「県庁おもてなし課」の原作です。

 

有川さんは同じ高知県出身。

そしてその一冊の中に繰り広げられる内容に、もう頷くしかなかった!

 

ストーリーは・・・・・

県庁に「おもてなし課」が発足し、観光立県にするため、

県出身者の著名人に観光特使になってもらおうと動きだします。

しかし特使をお願いした作家から、ダメ出しだらけ。

・・・・・・こんな感じで始まります。

 

おもてなし課は高知県庁に存在します。

内容はフィクションですが、実際に著者が特使を依頼され、感じたことなどが、

ピンポイントに出てきます。

 

観光を発展させるためには「外貨(県外からのお金)」稼ぎが必須です。

著者も書いていましたが、全国の行政に読んで欲しいと。

 

ポイントは・・・・・

役所感覚と民間感覚の差。

「ないないづくし、けんど・・・・」 

 

公務員さん全員がこうではありませんが、「役所」の感覚はこんな感じ。

以前、役所で仕事してたときに感じたまんま。

 

内容もまさに常日頃、私が感じていたことが、

きれいに一冊の物語として出来上がっていました。

 

活字が嫌いという方は、映画を、

見に行けないという方は、DVDレンタルを、

ぜひこの話は見て、読んで欲しいですね。

 

  



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