登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

最近読んだ本 21.7.8.9月分

2021年10月08日 | 読書


8.9と富山市がマンボウで移動図書来なかった。
今回は我ながらミーハーなラインナップだと思う。


推し燃ゆ
芥川賞受賞作。
金原ひとみ、綿谷りさに次いで若く受賞。
金原ひとみや綿谷りさと世代が同じ私は、蛇にピアスを読んだ時、それなりに衝撃を受けた。
作家というのはあくまで創作でありフィクションなんだけど、金原ひとみはスプリットタンにしてるんじゃ?と思わせる文章力はあったと思う。
あの頃私は何故か耳を拡張していてボールペンとか普通に貫通したもんね😝

話しがずれた
今回の話は多分発達障害をもっているのでは?と思われる、何をやっても不器用で劣等感の塊のあかり。
そんなあかりの推し上野真幸がファンを殴って炎上する。

アイドルグッズを購入し並べて飾りたてライブなどに全てのお金を注ぎ込み、“推し”のメディアでの発言や行動を詳細に記録して、思考や人間性を「解釈」することに全力を注ぐという“推し”活。

私は特定の芸能人のファンになったことがなければ、歌舞伎…ジャニーズ、宝塚にいたるまでまるで興味がなく、推しということ自体理解できないのですが、世の中のオタな人たちはこういう心理なのだなと勉強になりました。
アイドルが結婚してショックとか言ってる既婚女性にアホか?という白い目で見てる人間には理解のできない世界でした。
でも芥川賞の中では読みやすくいい作家さんになるのではないでしょうか?

かがみの孤城
こちらも生きづらさを感じてる人たち向けなのかな?
本屋大賞受賞作ですが…
学校にも自宅にも居場所がなく、もがき苦しむ中高生には是非読んで欲しいかな。なんか趣味じゃなくて斜め読みだったので記憶が曖昧。
子供の時って学校や家庭という狭いコミュニティが世界の全てになりがちなので、そこが居心地悪いと生き辛い。世界はもっと広いと啓蒙する感じの本。

ファンタジーが苦手なので読み切るのが辛かった💦

もう、聞こえない
誉田哲也の本は大体読んでるので借りた。

最初から事件が起きて人が死ぬので刑事ものと思って読んだらそーでもなかった。
言霊とかいいだしてなんか違ったと思って最後まで読めず…途中にしてしまった💦
グロいのもページを捲る手が速くなるけど、こういうのは反対に20ページくらい一気にまくってしまうなぁ。

この人の作品はそれによって全然違うから読んでみないとわからない(笑)
刑事モノの方が好きだな😆

逆ソクラテス
子供達が主人公のオムニバス。
どれも痛快で面白い。
学校の先生が嘘ついたり、根拠のないことを言うわけがないと信じてる子供時代…
先生の話に僕はそう思わないと正面きって先生を騙そうとするその姿に引き込まれる。
教師期待効果を巧妙に使ってる。

ソクラテスは教養や知識があっても自分のことを無知と言ったことから、その逆という意味らしい。伊坂幸太郎らしいひねりのきいたストーリーでした。

離婚する前、テレビでピグマリオン効果について知り、
「いやーあんた偉いよ仕事して、ちゃんと家のこと手伝って」と百万歩譲って褒めてやったのに
俺は仕事向いてないから家の事しとくよという方向に話しが変わり殺意が芽生えました。
ピグマリオン効果は全ての人にあるわけではない(笑)


以上最近の読書でしたー。


引っ越しに勤しんでます。
金がないからカーテンレールとカーテン買えずロールスクリーンを取り付ける私と妹。


築50年くらいなのできたねーからクッションシート買って床に貼ったり

何買ってもお金かかるー

ニトリでもお金が飛んでく😱

あとライトもエアコンも買わんなん😱
あっ、募金承ります。