昨日はお盆でした。墓参りの後に私の実家に行きました。父は施設に入所しているため、1人の母は元気そうにしてても寂しそうに見えました。妻の実家では毎年ながら寿司をご馳走になりました
墓参りでは目の前にご先祖様がいるつもりで、初めて「こんちには」と話しかけました。墓参りは大事。娘が女子会?から帰ってきたら墓参りに連れて行く予定です
突然ですが、妻は統合失調症で約4年半前から通院しています。統合失調症は幻聴や幻覚が起きたりなど精神不安定になる病気です。100人に1人がかかる病気だと言われています。
妻から自身の病気について書いてと言われていました。昨日は妻の実家でも話しました。そして、この度ようやく書くことにしました。
このブログは子供の成長など明るい話題を中心に書いてきました。長年お読みいただいた方は、妻の病気のことなど想像できないのではないでしょうか?
これまで書いてきたことは偽りのない事実ですが、我が家には書いてこなかった別の日常があったのです。
(病歴)
実は、妻の母も約20年ほど統合失調症にかかっていました。妻は幼い頃から母の精神不安定なところを見て育ちました。妻の父は同じ境遇にあったので相談相手になっています。
この病気の困ったところは、発症しても病気なのか性格なのか分かりづらいところです。そのため、病気だと理解されるまで発症した者が責められて増々深刻な状況になると思います。妻の父も同じ状況だったそうです。
妻は10数年前から感情をコントロールできなくなる予兆が出ていました。明らかにおかしいと感じたのは約6年前からです。
妻が通院する約4年半前までは、感情をコントロールできない状態が病気であることは誰も理解できませんでした。
(症状)
昨年の秋頃から症状がさらに悪化しました。これまで1人で通院していましたが、自分の症状を正しく伝えられない状況でした。
その頃は、人格変化が異常な状態でした。あまり思い出したくないです。症状について書くのは後日にします。もう書く気力がありません
(子供達)
子供達はまだまだ心身共に未熟な10代です。子供達にとって家庭での母親の存在は大きいはず。たとえ母が病気だと分かっていても、日常生活に支障が出ている状態では、子供達は大変な思いをしていると思います。
妻は娘の受験に関わる余裕はありませんでした。娘の高校入学式では幻聴などで精神不安定になって、式が始まる前に退席しました。
しかし、このくらいでへこたれる子供達ではありません。子供達は母について「時間には遅れるけど送迎には来てくれる」「弁当の中身に不満はあるけど詰めてくれる」、最後に「他のお母さんより頑張っている」と言っています。息子は私より妻の方が信頼できるそうです
子供達にとっては、世の中にはいろんな人がいることを学ぶいい機会を与えられているように思います。少しくらい問題のある家庭で育った方が、将来役に立つ時がくると前向きに考えています
ブログのカテゴリーに「妻」を追加しました。妻の病気とは長い闘いになりそうです
妻のことを書くのは精神的に疲れます。今後はあまり飾らずに素直に書いていきたいと思います
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