Miyuki Museumブログ

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Miyuki Museumのひとりごと

タンポポからわかること

2013-04-10 | 三重県便り
(Wed)
三重便り より(文章を所々、抜粋animal1pencil
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在来種は、土が軟らかくて水分が多く、
いつも人が草刈りをしているような場所に
生えている。田のあぜや庭、堤防などである。

一方の外来種は、乾いた養分の少ない場所でも平気で、
人が土を掘り返したり、工事をした後のような
裸の場所に入ってくる。
都市公園や道端などで見られる。

これほどはっきりとした生育環境の違いがあるので
どちらのタンポポがあるかを見ると、
その場所が人によってどのように扱われてきたのかが分かる。
つまりタンポポの比率を調べると、地域の環境が分かるのである。

市民団体などが、この分布や形の特徴を使って、
自分たちで可能な環境調査として広く行い、
2000年からは関西圏全域で同時に行われており
三重県も参加してきた。




総苞と呼ばれる部分の外側が
上を向いて花にくっついているのが「在来種」


総苞と呼ばれる部分の外側が
反り返っていれば「外来種」
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