撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

Banffyhunyad (バァーンフィ・ハニョド)の教会

2013-04-28 21:58:50 | 海外生活

 ルーマニアのKolozsvár (コロジヴァール:Cluj-Napoca)より、国道1号線を西へ西へと向かう。

50km付近にBánffyhunyad (バァーンフィ・ハニョド)という、ちょっと大きい町があるが、その近辺に

ハンガリーの古い教会が点在しているので訪ねることにする。

 

国道1号線で、Bánffyhunyad へ向かう途中、向こうに見える村がKörösfó (クェルシュフォー)で

最初の目的地である。 国道1号線沿いに土産物屋が軒を並べている、村の中心である。 

 

ここには、割と新しいが美しい中世の教会があるので立ち寄ってみよう。 村の人口1650人中、

ハンガリー人が950人で半分以上(58%)を占めている。

                        Körösfó のó はスペルが違っていますので、ご了承ください。

<百七十一番札所;Körösfó református (クェルシュフォー) カルビン派教会>

   教会は、屋根の四隅に小さい塔(子供塔)を配した木製瓦の尖塔を持ったカルビン派の教会と

  して1764年に建てられた。 内陣の天井にはカセットタイプの板絵が貼られている。 

  絵のほとんどが著名な絵師Umling Lórinc の描いたものである。

                    Umling Lórinc のó  はスペルが違っていますので、ご了承下さい。

 

  

 

 西側塔と入口          東(裏)側

 

 

内陣東側信者席(祭壇は真ん中)                祭壇から西側の信者席

 

 

 この地方の刺繍(赤色が特徴)

 

 内陣天井: カセットタイプの板絵

 

 尖塔内の鐘          尖塔内バルコニーから見た国道1号線と村の中心部

 

 

<百七十二番札所;Bánffyhunyadi református (バァーンフィハニョド)カルビン派教会>

  教会は、町の中央広場にあり、13世紀にロマネスク様式で建てられた。 オリジナルとして

 内陣の上の部分が残っているが、他の大部分は1872年からのものである。

 教会は何回も再建された。 内陣の天井は、カセットタイプの板絵が貼られており、もっとも

 古いもので16世紀のものがある。 新しいものは、18世紀の終わりに、絵師Umling Lórinc が描いた。

 美しい木製の説教台は18世紀に彫刻家Sipos Dávid の作である。 塔は15世紀に追加され、

 屋根の4隅に小さい塔を配した木製屋根の尖塔は、改革派のシンボルと云われている。

                         

  

 

  南門(同じ物がふたつある)

 

 

13世紀のオリジナルの部分が残されている(窓)

 

 

 内陣東側祭壇と信者席                     18世紀の説教台

 

 

 内陣西側信者席

 

 

 内陣天井: カセットタイプの板絵

 

   これで、「Bánffyhunyad (バァーンフィ・ハニョド)の教会」は、お終い。

 

「バラトン遍路の旅」

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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