先日テレビで、崎陽軒のシューマイ(シウマイ)弁当のことを取り上げていた(「シューマイ」は崎陽軒では「シウマイ」と呼んでいるが、この記事では一般的な「シュウマイ」と記す)。
たまたまその番組を見ていた私。
崎陽軒といえば、横浜の人にとってはソウルフードともいえるであろう駅弁のメーカー。
そのシューマイ弁当は、長い歴史もあり、かなり有名。
私もこれまで何度も食べたことがある。
番組内では、崎陽軒の何種類もの弁当が出てきて、出演者が熱く語っていた。
それを見ていたら、無性に私も食べたくなってきた。
崎陽軒のシューマイの味はある程度知っているつもりの私だし、物珍しさはなく、どちらかというと「最近食べてなかったから、久々に食べてみたくなった」と、そんな感じ。
番組内での出演者の1人は、普通のシューマイ弁当よりも、チャーハン弁当がお気に入りだったようで、しきりにチャーハン弁当について熱く語っていた。
そういえば私は崎陽軒の弁当は、シューマイ弁当しか食べたことがない。
ならば、チャーハン弁当でもお試しで食べてみようかな・・・と思い、翌日会社帰りに早速崎陽軒の弁当の売店に立ち寄ってみた。
で、チャーハン弁当を買おうとしたら・・・
ありゃ?
チャーハン弁当は売り切れていた。
前日の番組内では、チャーハン弁当の他にピラフ弁当も紹介されていたので、ならばピラフ弁当にしようかと思ったら・・
ありゃ?
ピラフ弁当も売り切れ。
割高の豪華な弁当と、通常のシューマイ弁当しかもう残っていなかったのだ。
もしや・・
前日のあの番組が影響してるのかな・・・と思い、結局私は、残っていた通常のシューマイ弁当を購入。
崎陽軒のお店では、通常のシューマイ弁当よりも、チャーハンやピラフ弁当のほうが売れ筋なのかな・・。
それとも・・やはり、前日の番組が大きかったのかな・・。
かくいう私も、前日のその番組を見たから、久々に崎陽軒弁当を食べようと思ったわけだから、きっと私のような人間が多かったのだろうな~。
食べたことがある方ならお分かりだろうが、崎陽軒のシューマイは、・・なんていうか、密度が濃いのだ。
普通のシューマイとは、歯ごたえが少し違う。
他の店で食べるシューマイは、けっこう柔らかい。
だが、崎陽軒のシューマイは、他店のシューマイよりじゃっかん歯ごたえがある。もちろん、歯ごたえとは言っても、決して固いわけではない。
密度が濃い・・としか言えない。
そこが私の好きなところ。そして、それが崎陽軒シューマイの美味しさであるような気がする。
その歯ごたえの心地よさがあるから、また食べたくなるのだ。
そして、ご飯もまた密度が濃い・・というか、弁当箱付属の割りばしでは、ご飯の密度に割りばしが負けそうになる(笑)。
このことに関しては、番組内でも出演者が語っていたとおり。
かといって、ご飯が固いというわけではない。
やはり密度が濃い・・としか言えない。
ちなみに、崎陽軒の弁当は、冷たい状態で食べても美味しく食べられる・・というコンセプトで作られているらしい。
崎陽軒弁当といえば、駅弁である。
駅弁といえば、通常は旅先や出先の駅などで買い、電車の中などで食べるもの。
そんな状況では、レンジで温めるなんてことはできない。
なので、冷えた状態でも美味しく食べられる・・という点は、駅弁にとって大事なことであろう。崎陽軒の駅弁に限らず。
この日の私は、通勤での帰宅途中で買い、家に持ち帰ったから、レンジで温めることもできたのだが、あえて私はレンジでは温めなかった。
あえて、冷えた状態で食べたかった。
うん、やはり、冷えてても十分に美味い。
だが、次回はレンジで温めてみようかな。というのは、崎陽軒の駅弁をレンジで温めて食べたことが私はない。
なので、一度試してみようと思っている。
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