時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

震災から生まれた、あの曲

2011年05月01日 | 

東日本大震災での被害を知るにつけ。

そこから生まれる歌は、きっと多いだろうと思っていた。

実際、さまざまな曲が生まれているようだ。

最近知った1曲も、その中の一つ。

そのタイトルは

 

「I LOVE  YOU & I NEED YOU ふくしま」。

 

歌ってるのは、猪苗代湖ズ。

サンボマスターがこの曲をライブで歌ってる映像を見たのだが、クライマックスあたりは特にたまらなかった。

そして、その映像の中の、曲が終わった直後の、「ふ~く~しま~!」の絶叫のリフレインは、極めつけ。ハート直撃。

 

まさに涙の名曲。魂のこもった曲。

こういう曲は、歌や演奏がうまいとか下手とか、アレンジがいいとか、そんなこと超越してしまっているね。

作者の、故郷への思いが、聴く人の胸を打つ。

 

泣かせようという魂胆の見え見えの歌というのは、聴いてて少し個人的に引いてしまう部分があるのだけど、この曲は、作者の思いがストレートに、しかもシンプルに出ていて、飾り気がない分だけ、余計に染み込んでくる。

そう、アレンジも歌詞も、着飾った歌ではないから、いい。

こういう歌こそ「心に訴えかけてくる歌」なんだろうな。

この歌を聴いてると、私なりのたくさんの「福島の思い出」や福島の風景が出てくる。

フラッシュバックしてしまう。

 

福島県は、今は大変だろう。

本当に・・・本当に・・・復興していってほしい。

 

そして・・・

福島で作られた電気を使わせてもらってきた東京の住人として、

東京の電気を作る原発が福島にあったばっかりに、あんなことになってしまって、

たまらない思いでいる。

あの原発の事故のせいで、人が近づくことすらできなくなってしまって、復興もままならない場所ができてしまった。

特に、そこが故郷だった人の思い、いかばかりであろうか。

 

東京は、いや、あの原発の恩恵を受けていた地域は、福島の復興を助ける義務がある。

 

 

今はあまり旅に出れなくなってしまった私だが、

落ち着いてきたら・・

私は、自分の旅する場所として

真っ先に福島に行きたい。

福島の宿に泊まり、福島でいっぱい買いものしたい。

そして、帰ってきたら、福島の風景の素晴らしさを、周りの色んな人に伝えたい。

今まで以上に。

 

福島には、いい場所、たくさんあるしね。

風景も、歴史も。

 

東京で、福島を思う・・・・。


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