時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

妄想トレインに乗って

2021年10月01日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

 

コロナのせいで中々旅に出れないでいる近頃。

2021年秋現在、やっと少しづつコロナ感染者の数がおさまってきてる感はあるが、それとて今後またいつぶりかえすかわからない。

でも、コロナ禍の中、旅行に行きたくても行けないできた人は多かったのか、感染者が減って緊急事態宣言が解除されることを見越して、旅行の予約が一気に増えているらしい。

まあ、気持ちはわかる。皆、我慢してたんだものね。

でもまだ旅行への不安は・・・正直ある。

そんな中。

せめて気分だけでも旅気分になりたいと思い、BSで放送されてる旅番組「友近・礼二の妄想トレイン」をちょくちょく見ている。

2021年現在、関東では月曜の夜9時からBS日テレで毎週放送されている。

 

これは番組タイトル通りに、友近さんと中川礼二さんが進行役を務める番組だ。

毎回違う旅先が出てくるのだが、基本的に出演者が現地に旅するわけではない。

たまに現地を訪れることもあるが、基本は「妄想」の中で旅をする。

 

出演者が意見を出し合い、旅のプランニングをするのだ。移動手段は「妄想トレイン」という番組タイトル通り、電車である。

何時の電車に乗って、ご飯はどこで食べて、どこに立ち寄って・・などを妄想して行く。

 

で、ゲストには鉄道マニアが出ることが多く(礼二さんも相当な鉄道マニアだし)、鉄道そのものが主役になることも多い。

 

で、皆でその旅先に「行った気になろう」という番組。

中々現地には行けないから、せめて気分だけでも「行った気に」・・・というわけだ。

 

なんというか、こんなコロナの時代だからこその番組にも思える。

 

私にも旅行に行きたい場所は多数あるので、この番組の影響で、どこかの旅先にプランニングだけでもしてみようかな・・・とも思うのだが、そんなことをしたら居てもたってもいられなくなりそうだ。

旅のプランニングをするということは、その旅が一気に現実味を帯びてくる。

でも、実際には行けない・・・というのではストレスがたまりそうだ。

 

やはり、こういう妄想のプランニングは、テレビの旅番組だからいいのかもしれない。

番組では、ゲストのお勧めの店やその商品やメニューの実際の映像も流されるし。

個人単位での妄想だと、さすがにそこまでは無理。

 

この番組で取り上げた旅先に実際に行く予定がある人は、よりリアルなプランニングになるだろうね。

 

ただ・・・このコロナ禍。

気兼ねなく遠方に旅行できる日が早く来てほしい。

 

 

もしもこの番組で、現状では存在しない電車や、すでに廃止された電車もプランで選んでいいのなら、私は東京発で寝台車で北の方に行ってみたい。

北海道まで行き、札幌でいったん降りて、周辺の温泉地に足をのばし、温泉宿に宿泊。

で、その後、再び札幌に戻り、札幌発の夜汽車で稚内にまで行ってみたい。

札幌発で稚内に行く夜汽車が、過去に存在したのかどうかは私にはわからない。

でも、そんな夜汽車があったら、一度乗ってみたかった。

というのは、高校時代に「札幌発の夜汽車に乗って稚内に向かう」という架空の妄想による電車で旅をする自作曲を作ったことがあったからだ。

実際にそんな電車があったかどうかはわからない。

でも、私にとってはそれも「妄想トレイン」ではあった。

妄想の中にだけ存在するトレインということで。

 

 

 

ちなみにこの番組内では、比較的「行きやすい」場所が選ばれている。

たまには、「行きたい気もするが、いざ行くとなると少し考えてしまう」・・そんな場所なども取り上げてくれないかな・・などと思ったりもする。

 

例えば・・・心霊スポットとか・・・??

 

恐山あたりは、「行きたい気もするが、実際に行くとなると、少し考えてしまう」・・そんな場所じゃないかなあ。

私が実際に恐山に行った時も、そんな気持ちはどこかにあったしね。

 

ただ・・・どこまで電車で行けたかなあ。下北半島では私の移動手段はもっぱら観光タクシーだった気もするし。

 

とはいえ、そういう場所を選んでしまったら、番組の趣旨が変わりそうな気もするから(笑)、この番組で取り上げるのは、中々難しいかなあ。

 

ならば・・・前述のように、現状ではもう存在しない路線や電車を使って旅をする妄想トレインってのも面白いかもしれない。

案外、それが廃線復活にでも繋がれば・・・・って、それは簡単には無理か(笑)。

そうなると、妄想トレインではあるものの、「廃線トレイン」「妄想廃線」なんてタイトルも合うかもね。

 

でも、すでになくなってしまった電車で、また復活させてほしい電車がある人は、案外いるんじゃないか・・・と思えるから。

「あの路線が、あの電車が今もあったら・・」などの思いを持ったことがある人は、それなりにいると思うし。

 

そういう電車は、もう妄想の中にしか存在しえないから・・・。


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