今日はお施餓鬼の日でした。
私達夫婦は役員ですのでお手伝い。
それでも夫は本堂の中なので法要に参加してますが
あたしはお台所担当なのでその様子は分りません。
お台所と言っても 今風の明るい近代的なダイニングキッチン
広々として使いやすい そこを拠点に
お出でいただける和尚様の14人のおもてなしをします
あたし達お手伝い3人衆は順序にそってテキパキ動く。
9時頃徐々におみえになるので
各人に冷茶、和菓子、おしぼりをお出しします
ひとり分お盆に乗せて
キッチンを出て和室2部屋を通りぬけ書院に向かいます
着席された和尚様にお出しする為です
しずしず運んで襖の前でしゃがんでお盆を置き
襖を両手でしずしず滑らせ中に入り込む?(これで表現は正しいのだろうか)
入室してから同じコトをして襖を閉める
和尚様の前で、丁寧にご挨拶をして3品を並べる
並べる順番 お茶碗の向き(柄の向き)
早過ぎても遅くてもいけません・・・と思います
あ~ 書いていても疲れちゃう
とにかく今日は、いつになくお上品に、高尚に、おしとやかにコトをこなしていきます
上記を13回繰り返しました
あたしが最年少なので、全てやりましたとも、ハイ。
ふーっ なかなか気を使いますぅ
和尚様が全員本堂に移られると(法要が始まる)
先程のを全部片付けます
書院を出て廊下を通った先が本堂です
本堂とキッチンは端から端なのでマイクの声も届きません
講話も聴けない・・・・・
その間に仕出し屋さんから届いた昼食を
書院に並べます
立派なお料理が乗ったお膳は重たくて、失敗は許されません
それに数種類の飲み物を添えて、みず菓子(果物)添えて
お持ち帰りようのビニール袋も添えて
これで和尚様の席が整いました
今度は檀家さんの皆様のお弁当。
仕出し屋さんから届いたお弁当をビールと一緒にビニール袋に詰めます
法要が済むと帰られる人がいらっしゃるのでそれ用です
そうこうしている内に 法要は終わり
和尚様方は書院でお食事を。
三々五々帰られる人にはお弁当をお渡しして
残られた檀家さん達は本堂でお食事です
それは勝手にやってもらって・・ですね
お忙しい和尚様方はもう帰りだしています
それで書院のお片づけです
下げて、運んで、洗って、拭いて、ゴミ捨てて
エヘヘ・・・良く働きました
あたしは「いいこ、いいこ、良くやるね~ 働き者だね~」
って褒められて エヘッ。
お食事をいただいて帰ってきました
お土産もいただいちゃった
今日はまずまず、良く出来た
一度だけ和尚様の前で、立ち上がるときスカートの裾を踏んでよろけたけど
「あれっ 裾、踏んじゃった」と照れ隠しに口走っちゃったけど・・・
まっ 毎年1回はナニかしでかしちゃうからネ
愛嬌と言うコトで・・・済ませて下さることを願ってます
あたしはこのお手伝いをとても誇りに思ってます
この先毎年 7月12日の午前中はこうしてるんだろうな・・・・
以上 あたしの中でのお施餓鬼とはこのようなものだけど
いったい表舞台では何をしてるのかしら?
講話も拝聴してみたいけど・・・
施餓鬼法要とは
盂蘭盆(うらぼん)に寺などで、餓鬼道に落ちて飢餓に苦しむ無縁仏や
生類(しょうるい)のために催す読経・供養。施餓鬼会(え
頓首
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危うしbaniramama