夕方、夫とお散歩していた
夫 「あっ 居た」
私 「ん? ・・・あっ ホントだ 居た!」
夢じゃない 黒ラブだ
細い路地から出て来た所だった
しかも ひとりだ
ノーリードで道角をクンクン しっぽ振り振り~
この期を逃さないわけはいかない
仲良くしちゃおっと
「おいで おいで バニラちゃん じゃなかった わんこちゃん」
黒ラブ スンスン ニオイ嗅ぎ嗅ぎ しっぽふりふり 近づいて来た
わぁ~い やったぁ
「いいこね あ~ いい子ね 可愛いわね♪」
撫でて 話しかけて てなづける アハハ ナニを考えてるのか (神様が連れて来てくれたんだ 私のワンちゃん)
とりあえず、付かつ離れずで一緒にいた
私の連れて帰りそうな雰囲気に
夫 「家に帰るところだね」
私 「おいで あ~可愛い~ おいで いい子ね♪」 夫の言葉は聞こえぬふり
夫 「どこの子だろうね 首輪してるし ・・」
私 「お家はどこなの? わかんないよね」 連れて帰りたがってる 誘拐とも言う アハハ
そのうち 一人で歩きだしちゃった
私 「そっちは危ないよ 車がいっぱいだよ」
振り返りもせず スタスタ行っちゃった 独特なラブの後姿を残して行っちゃった
首輪を掴むと嫌がるし 嫌がることをすると嫌われちゃうし・・
残念だな
帰り途 時々 「おいで」と声を出しながら 歩いた
夫 「えっ 居た?」
私 「いないけど・・・来ればいいなって思って」
夫 「・・・・」
やっぱり あなただって、連れて帰りたいと思ってたじゃん
帰宅しても 外を覗きに出たけど、やっぱり居なかった
今頃 どこを歩いてるんだろ
一緒に帰ってくれば良かったね♪