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香川県高松市出身の漫画家藤川努さん(34)が、21日発売の「週刊少年チャンピオン」で、香川を舞台にした漫画「泳げ!ひなのちゃん」の連載を開始することになった。藤川さんは「初の週刊連載で主人公も初めての女の子。毎日試行錯誤しているが、それが楽しい」と意欲を見せた。
「泳げ―」は、香川の女子高校生がオープンウオータースイミング(OWS)でオリンピックを目指すストーリー。海洋などで長距離を泳ぐOWSは「マラソンスイミング」とも呼ばれている。4歳からスイミング教室に通っていた藤川さんが、経験を生かした作品づくりを考えていたときにOWSの存在を知った。
「水泳もマラソンも得意な日本人がなぜ、この競技では結果が出せていないのか」。そんな疑問に加え、五輪種目になったのが2008年の北京五輪からで認知度も低いことから、「一人でも多くの人に競技のことを知ってもらえれば」とテーマに決めた。
主人公の山下ひなのは、香川県立赤塚高校水泳部の1年生。アルバイトをしながら漫画家を目指した藤川さんの「夢を諦めない」気持ちが乗り移ったような、元気で明るく前向きなキャラクター。県内の街並みや海も登場し、「第1話では津田の松原だからこそできるOWSの勝負を描いた。ぜひ手にとって読んでほしい」と話している。
週刊少年チャンピオンの編集者は「キャラクターの表情、心情を描くのが上手な作家だ。主人公はかわいくて魅力的で、読者に愛してもらえるのではないか」と期待を寄せる。
藤川さんは高松商業高卒業、大学進学のため上京。25歳でデビューし、2年前に初めての単行本「やきゅん」を出版している。【四国新聞より】
藤川さんといえば、前回のキャラ★フェスで原画展を行っていました。
当時としては、知ってる人は知ってるって感じの知名度だったと思います。
私も知らなかった。スイマセンm(__)m
あれから四ヶ月余りでの朗報、メジャー週刊誌に連載です。ましてや香川を舞台にして!拍手もんです。
しかし、これからが大変“バクマン”の世界が待ってるわけです。目指せアニメ化、聖地巡礼で香川を盛り上げよう。
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