今日の練習試合は、東京都で活動するチーム。
書きたいことは山ほどある。
まず戦っての感想は、相手のレベルの高さだった。
正直、今のレベルでオフェンスにおいて1on1を正面突破することは厳しく、ディフェンスにおいてもこちらのカバーに対し的確なパスを捌くことができる。
ハーフディフェンスにおけるハードワークはこちらの強みでもあった。
その強みを嘲笑うかのように極められたグッドオフェンスには頭を抱えるしかない場面もあり…
特に相手の5番、高身長から繰り出されるスピード、判断力には脱帽である。
4番もミドルの精度が高い。
東京都のミニバス情勢については全く詳しくないため調べたところ、夏のリーグ戦はどれも大差をつけての全勝、やはり強かった…
このレベルの相手と戦えたこと、4ピリにおいて自分たちの良さが出る時間があったことは良い経験となる。
このレベルの相手と戦って知れたことは、ビッグマンに対しても中で1on1をそこまでやられなかったことと、ボックスアウトの意識の高さだった。
「強い相手に対して飛び道具でどうにかする」
これだけじゃダメで、常に原点を大切にする。
「全員が泥臭くやりきれて、その上に積み上げたスキルがあるよね」
これは私が去年永遠と伝え続けたこと。
それでいて、ブレイクから点を取る強さもあり、ハーフオフェンスは7番に頼りがちな面はあったものの10番と7番での良い合わせ、キックアウトからシュートなど、これまた8月末の練習試合とは内容が違う。
バスケットボールの理解と、キックアウトの習得は俺たちを一段先へ導いてくれた。
そして行き着く先は、この技術を更に進化させること。
まだまだパスの精度は悪いし、カバーに潰されがちな面を強化することだ。
また、ディフェンスにおいても至らない部分はある。
トランジションの遅さと、中へのパスを簡単に通される1線には課題がある。
俺たちにとっての大一番ももうそこまで時間に余裕がない。
残す練習は10回ほど…
この10回に全てをかける覚悟は彼らにある。