ミニバス記録

バスケノート

ネガティヴと、ポジティブ

2024-10-23 20:21:00 | 日記
ネガティブな内容をここにはく。
練習の解説、反省のための集合、喋り終えての返事はなし…

近頃ずっとそうだ。

返事をするかしないかは彼ら次第。
私が信頼できる指導者で、選手が素の状態をさらけ出すことができるなら、この状況は起こり得ない。

自分にあるエネルギーが極限まで低下していることを感じる。

この体育館に来るたび、薄れていく元気。

これも全て、私がもたらした結果。

昨年度作り上げた世界は、今思えば反省すべき点が多々ある。

感情的に叱る場面があったし、仲良しの環境よりも互いが成長できる環境を求めた。

推測になるが、去年の6年生はそれを受け入れることができて、それでも良い雰囲気でいることができたのだと思う。
しかし、今年度はそれができない。

厳しさの多くを受け入れるキャパシティを持ち得ない状態、だから今の彼らにとって去年私が作り上げた世界は間違いがあったのかもしれない。

みんなで仲良く、楽しく、仲間とバスケするのが楽しい。

これで良かったのかもしれない、なんて思うこともある。

今の私には、この雰囲気で、それでもバスケットボールを指導する理由がわからないのだ。

もし大学1年生に戻ったとしても、私は同じようにここでコーチになることを選ばない。
そう思う時がある程、今の私は落ちぶれている。




ネガティブな感情と、自分の弱さを全てここにはけて少しだけスッキリした。

コーチとして4年間を過ごした自分と、コーチをせず4年間過ごした自分がいるなら、俺は前者を選んだ良かったと、最後に言えるように生きる。

結局、俺が過去に戻っても「互いに成長できる環境」を選んで、同じような選択を続けるだろう。

「上手くしてあげたい」
「どんな環境でも、通用する選手を育成したい」
「たくさん勝つことを経験させたい」
「ワンハンドシュートを習得させたい」

これだけは、今も昔もずっと変わらないことなんだ。

そして今この時も、彼らのことを考えている。
だから、まだ俺の熱は消えていない。

落ち込んでいても、まだやれるはずだ。

彼らのリーダーとしてここにいる以上、その背中にエネルギーがなければ、当然選手のエネルギーも同じように落ちていく。

それに、俺のもとでなければ彼らはここまでシュート力が向上しなかった、こんな些細なことにも自信を持たなければ。

俺自身未熟で、弱さもまだまだあるが、与えたものだって多くある。

なんだか、段々とポジティブな思考になってきた。

やはり、想いを正直に綴ることは大事なのだと感じるばかりだ。

明日は、今日のようにいかない。

俺が一番ハッスルして、彼らを巻き込む存在になる。

これができなければ、これから勝つことも絶対にない。





貪欲

2024-10-23 01:01:00 | 日記
日曜日、男子のゲームの審判をして思ったことがある。

港北区大会に出場するチームは、全チーム連盟登録はなしで、1日大会に出ているようなチームも我々だけ。

だから、競技レベルもそれほど高くないし、順位はつけるが、どちらかといえば交流会みたいなもの。

戦った相手は、ボールへの執着、勝ちへの執着がとにかく強かった。

荒々しく、バスケットボールの形を成さないようなプレーだが、ボールを真っ直ぐ追いかける姿勢は清々しい。

とにかく走る、なんとしてもマイボールにする。

こちらの男子とは全く対極に位置する存在だ。

何を練習するかではなく、どういった心持ちで練習するか…
練習時間の長さよりも、どんなレベルのチームで練習するかよりも、やっぱり根本のメンタリティが大事なのだと、彼らが教えてくれた。

そこにはやく気づくことができた子ほど、成長するだろう。

ハーフラインからスリーが決められる、
フックシュートが決められる、
レッグスルーやビハインドで相手を抜ける、

確かにこれも努力の結晶で、自身で手に入れたスキルは素晴らしいことだ。

ただ、これはチームスポーツで、個人のスキル発表会とはまた別。

自分の努力を、自分で留めてはいけないだろう。

それこそ、オフェンス全振りでディフェンスへの注力が高い子は少ない。

味方からパスを求める声、味方をいかすプレー、そこにも魅力を感じて欲しい。

勝つことに対してのパッションは、スポーツをやる上で誰もが持つべきだ。

「貪欲さ」
それが、相手チームとこちらのチームで大きく異なる部分なのだと思う。