土曜日の対戦表を見て、書かずにはいられなかった。
この代全員が揃う最後の試合で、対戦する相手は9月に対戦し、負けた相手だ。
私にとってその対戦相手は、色んな意味で最も思い出深いチームである。
今から2年前、トーマスカップと呼ばれる11月の大会の1回戦で、そのチームと対戦した。
結果は、ズタボロだった。
30点差、終盤は低学年を出されて、相手にもされず…
ただ、世界が広いことだけを突きつけられる。
当時アシスタントだった私は、来年こそはこのチームを倒せるほどの育成をすると誓った。
それから1年が経って、ヘッドコーチになり、決勝でそのチームに勝つことができた。
あの時の選手たちの喜びと、大きな背中は忘れられない。
そしてまた1年が経ち、今年度9月の再戦では負けてしまう。
ただ、私は11月のトーマスカップが本当の戦いだと思っていた。
しかし、直前で欠場が決まり、その大会で優勝することはできたが、私としてはまだこの代にとって全てが達成されたとは一概に言えなかった。
選手たちは本当にすごい成長を見せて、それが優勝という結果だが、正直自分たちの実力を100%出すことで勝てる相手に勝ったにすぎないのだ。
そのチームは、彼らが全てを出し切ってそして更にそのゲームで成長した時はじめて勝てるような相手だから…
その相手と、最後の最後で遂に再戦することができるのだ。
ただ、連盟に登録しているチームだから、もしかすると新体制で挑んでくるかもしれないが、それでも試合ができることは嬉しい。
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