三丁目の夕日の乗車記

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競馬準特急運行開始【前編】

2018-04-26 07:55:51 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回、4月21日から運行が始まった「競馬準特急」に早速乗車してきましたのでレポします。ここは府中本町駅です。
今日は4月22日…
新年度初となる東京競馬第2回目が昨日始まったばかりで府中本町駅の臨時改札口も賑わっていました。そんな中、2月28日にダイヤ改正を行った京王線は初の東京競馬輸送を迎える事になったのですが、今回の東京競馬から府中競馬正門前発の臨時準特急が初めて運行されることになりました。
今回、そんな初となる「競馬準特急」に乗車しようとやって来た訳です。と、言うことで歩いて東府中駅にやって来ました。競馬場線ホームである2番線にはピストン輸送に従事する8両編成の9708編成が停車していました競馬専用HM付きですね。
どうやら見た感じ2003年から使い回しのような気がしますけど、細かい所は気にせずスルーしますそしてもう一本は9701編成でした。奇しくも9000系の8両編成グループトップナンバーとラストナンバー編成という組み合わせ…
固定運用なんですかね…?気になります。

競馬開催日はデータイムから夕方にかけて8両編成2本がピストン輸送する感じで運行されて、夕方のピーク時間帯にそれとは別で臨時の直通優等列車が運行されます。改札口にやって来ました。
電光掲示板を見てみましょう。昼頃から夕方にかけては新宿行きの特急・準特急も臨時停車します。これにより府中競馬正門前〜東府中のピストン便を利用した場合でも東府中で臨時停車する準特急に乗り換えられます。
この様にして分散させることで臨時直通優等列車の混雑を緩和しようとしているのです。
ちなみに聖蹟桜ヶ丘、高幡不動方面への優等列車は臨時停車しないので隣駅の府中まで各駅停車に乗車して府中で優等列車に乗り換えとなります。それでは府中競馬正門前に移動…となる所ですが時間に余裕があるので聖蹟桜ヶ丘方面から来る特急の臨時停車も折角なので見てみましょう。普段は急行以下種別しか停車しない当駅ですが、不定期とはいえ開催日が多い事などが関係しているのか地元住民の方も「ラッキー」程度に思っているだけなのかいきなり特急が来ても混乱は無く発着していきます。そんな感じで観察していると1本目の急行新線新宿行きがやって来る時間になりました。
撮影する為に2.3番ホームに移動…接近放送から少し経ってゆっくりと渡り線を渡り4番線に入線してきました。10両編成の8708編成です。そして乗客を乗降させて新線新宿に向けて発車していきました。と、同時に2番線に停車していた9708編成が発車していきました。その空いた2番線に滑り込むように5732編成が回送で入線してきました。東府中駅で一旦停車後に再び回送で府中競馬正門前に向かい一本目の競馬準特急の運用に入りますで、府中競馬正門前到着後はすぐ折り返して来るので追っかけられないのでそのまま東府中で競馬準特急1本目を狙います。競馬準特急は定期準特急の後続で走るため、普段準特急が停車しない東府中駅ですがこの時だけは2連続で準特急が停車するという超イレギュラーな状況になります。そして回送発車から約8分…
府中競馬正門前発本日一本目の競馬準特急がやって来ました。いやーそれにしてもかっこいいですね…
ちなみに5000系ですが、9月の運行開始当初は準特急の運用にも定期的に就いていましたが、京王ライナー運行開始の2月のダイヤ改正以来は都営新宿線〜相模原線系統を中心に運用されるようになった為、準特急として運行する定期運用は消滅していました。
なので、今回の競馬準特急が臨時列車ながら久しぶりの準特急運用復活という訳です。そんな準特急運用復活2日目という事もあってか私が東府中駅に到着した際には早すぎて同業者の方はあまり見受けられませんでしたが、到着直前になると少しではありますが同業者の方が同じように撮影されていました。折角なので幕も撮影しておきます。
こちらは競馬準特急要素無いですけどね…汗ちなみに東府中駅ですが、競馬準特急は定期準特急と同じように一応臨時停車扱いで停車しています。
なので駅の時刻表にも書かれていません。元から停車駅の急行に関しては不定期列車として書かれているんですけどね…
※ウェブ版の時刻表には急行と同じように不定期列車として競馬準特急も表示されています。そんな臨時停車も終わり…終点新宿に向けて発車していきました。さて、一本目の送り込み回送と競馬準特急を見たので移動…東京競馬の最寄り駅で競馬準特急の始発駅である府中競馬正門前駅にやって来ました。時刻は16時30分でちょうど夕ラッシュ。
競馬場から多くの人が駅に詰めかけます。それに対応するべく臨時列車を増発して対応している訳です。それを表すように16時台は通常の土休日は東府中行きが4本(うち1本は場外発売日のみ)に対して東京競馬開催日は9本も運行されます。また、競馬準特急運行開始に伴いこちらの競馬開催日様の時刻表も新しくなっていました。まさか競馬準特急が運行開始するなんて思っていなかったので今でも驚きです。
それに5000系固定運用ですからもはやネタですよね…(笑)こちらでも東府中駅は臨時停車扱いとなっていました。そんな感じで撮影をしていると時間が経つのは早いもので、もう二本目の準特急の時間が迫ってきました。直通臨時優等列車が約20分に1本という結構な高頻度で運行されるので、撮影している方も大変です…汗で、競馬準特急2本目に充当される5735編成が回送で入線してきました。そしてドアが開くと同時に各乗車位置に並んでいた乗客が順序よく乗車していきました。
やはり10両編成の収容力は凄く、ホーム半分位に並んでいた乗客が全員吸い込まれていきました。
一気にだだっ広いホームに元通りです。このような状況を考えれば競馬開催日に西武のドーム号の様に新宿行きの明大前停車の京王ライナーを350円位で運行させれば快適ですし結局折り返しは京王ライナーなので座席の回転だけで済むのでいいと思うんですけどね…そんなことを考えているともう発車時刻に…うーん…
やっぱり競馬場線内で5000系を撮る(というか見る)のは違和感有ります。線路に草が侵食している辺り競馬場線感あってそれはそれで面白いんですけどね…汗写真では伝わりづらいですが、普段京王ライナーとして爆速で走る様子を知っているので競馬場線内の速度の遅さは更に違和感です。そんな感じで新宿に向けて発車していきました…で、次の競馬準特急なんですが、1本目と2本目の間隔は20分ですが、2本目と3本目の間隔が40分も空いています。
3本目の準特急に乗車予定ですので先頭車の列に並んで40分根気強く待ちます。その間もピストン輸送の9000系を撮影していたりすると…競馬急行2本目に充当される8721編成がやって来ました。先程準特急の間隔が40分と言いましたが、その間にこの急行が入るので結局臨時優等列車は20分に一本走る事になります。急行が準特急に抜かれる事はありませんから並んでいた殆どの乗客が急行に乗車していきました。
多分まだ並んでいる乗客は同業者の方か座席が快適な5000系が充当される事を知っている方でしょうね…

そして待つこと約15分…
乗車予定であるトップナンバーの5731編成がやって来ました。が、記事があまりにも長くなってしまうので今回はここまで…
次回、競馬準特急乗車記。ぜひご覧下さい。

以上、競馬準特急運行開始でした!!