秋晴れです
月曜日から三泊四日で入院していました
2月に骨折した個所の
プレートとスクリューを取り除くための
手術を受けてきました
今回の措置は『治療』ではなく
その後始末のようなものだから
緊急性も危険性も低いのではありますが
午前6時から飲食無しで
待つこと10時間
私が手術室に呼ばれたのは16時過ぎでした
頭痛持ちの私の頭痛の誘因の一つに
極端な空腹があります
空腹は血糖値によるものだから
点滴をすれば大丈夫だから…
と言われても
人間の身体はそんなに単純ではないから
なるべく気を紛らわしていたものの
やはり頭痛に襲われ
前回同様 13時には嘔吐するほどの痛みになりました
そんな話聞いたことがないと言われても
実際 私はそういう体質なのだから仕方ない・・・
厄介なものだ
でも今回は薬の服用を許されたので
(水なしで飲める薬を持参していたため)
何とか頭痛も治まって
イケメン担当医の待つ手術室へ移動しました
必死だった前回とは違って気持ちは余裕
とは言え再び瞬殺で夢の世界へ・・・
今回の夢の中では
私は縁側で石庭を眺めていました
あちこちに置かれた岩に
なぜかフランス語が書かれていて・・・
気持ちよさの余韻を引きずるまでもなく
今回の手術は一時間足らずで終了
骨に穴をあけて繋げる処置をした前回と比べると
腫れも熱も痛みも半分以下で
痛み止めさえ不要なくらい楽でした
切った縫ったしているのだから
痛くないはずはないのだけれど
もっともっと痛い思いをたくさんしてきた身には楽勝でした
思い返せば小さな手術から大手術まで合わせると
身体に入ったメスは今回で9回目
サイボーグのような私です(笑)←笑い事じゃないか・・・
8か月間 私の一部だった金属です
特別にお願いして娘が撮ってくれた写真です
長さによって色が違うそうです
けっこう 可愛いじゃん (*^^*)
指との比較
腕との比較
こんなものが私の一部だったんだね
そのまま放置することも可能だったのだけど
今のところシルバーだけではあるけど
金属アレルギーがあるので
異物は取り除く方が良いという事で今回の手術です。
原則として持ち帰りは不可とのことでした。
これで一件落着です
後は一週間後にホチキスを取り除き
その傷も癒えれば完治です
と、 これですべて終われば良いのですが
右手が使えなかった3か月の間に
左手の腱鞘炎とバネ指が悪化しまして
次はそこを治療しようか…とドクター (-_-;)
四半世紀に及ぶ牧場での重労働のツケは
未だに返しきれていない様子…
とことん整形外科とは縁が切れないみたいです
今回の入院でも前回と同じ四人部屋でした
向かいのお二人はとてもお金持ちのシニアで
安静は保たないは文句は言うは・・・
彼女たちの会話に震えちゃいました
『ねえ、あなたはいくら包んだの?』
『今回は命の問題じゃないから一本までは包まないわよ』
(私)『一本…って?』
『あらやだ! 100万円に決まっているじゃない』
(私)・・・・・・・・・
だけど病院のパンフレットには
『心付けお断り』と書かれているのです
私はいい年をして世間知らずだし
注意事項は厳守するマジメな性格だし
それ以前に財力もないから
先生にお返ししたのは満面の笑顔と感謝だけ
それでは便宜は図らってくれないというのが彼女らの意見
どんだけセレブか知らないけど
そういう人が札束切るから
つつましく生きる人たちが弱者になるんじゃない!
なんだかとっても嫌な気持ちになりました
包む方も包む方だけど
受け取る医師の品性の低さを嘆きます
これってやっぱり私が世間知らず過ぎるのでしょうかね
私としてはこういう習慣は撤廃するべきだと思うのですが・・・
どうなのでしょう?
やはり地獄の沙汰も金次第なのでしょうか
どなたか教えてくださいませ