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そろそろ梅雨入りしそうな東京です
毎日のお散歩でも
街を彩る花々は初夏の花へと変わってきました
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先日 某国営テレビで
専業主婦についての特集がありました
仕事をしていない状態に後ろめたさを感じる
社会に繋がってい無いようで不安
そういった意見が多かったように思いました
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働きたいけれど子供がまだ小さいとか
夫が転勤族で定職につくことができないとか
少しだけ介助が必要な家族がいるとかで
やむを得ず専業主婦をしているひとを
『やむせん』と言うらしい
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私は独身の時も結婚してからも
ずっと働いてきました
自営の牧場だったので
子育てをしながら仕事をするのは
本当に大変だったし
子供たちにも随分と不自由な思いをさせてしまったけど
ある程度は時間の融通がついたので
両立が可能だったのだと思います
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365日 生き物相手の仕事に休みはありません
そんな中で夫の理解や協力があったかというと
その辺はちょっと・・・
(あと一つの優しさがあったなら今も一緒に居たでしょう…)
当時 私はよく計算していました
一般の人並みに せめて週一の休みがあれば
一年間で 52回の休日
それに国民の祝日 17日を加え
お盆休みと年末年始の休み
有給休暇まで考えないとしても
年間で 76日
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であれば 76日×25年間=1900日
それを365日で割るとして 約5年間は遊んで暮らしても
罰は当たらないだろう…と。
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そうは計算しても
やっぱり気持ちは割り切れない
働ける健康と気力があるのに…って思う
私には自営業の頃に
家族に向かいいれたキミたちがいる
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今更 放り出して仕事に向かっても
特に高齢で、家では排泄をしないマイロを思うと
集中なんてできるはずないよ
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つまり
ある意味 私も『やむせん』
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この頃は仕事探しはやめました
次に仕事をするとしたら
やはり時間に自由のきく自営業しか考えられません
雇われるのはもう無理です
誰かと組むことも もうしたくありません
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どういう方向へ向かうのか
見えないでいるのは不安だけれど
一生のうちで一度くらい
流れに身を任せても悪くはないかも…
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幸い 少ないけれど家賃収入もあるし
子供たちに迷惑をかけずに暮らしていられる
彼らも言っていました
一家に一人 自宅待機して
家のことを回す人がいるって
今の時代 最高の贅沢だよねって。
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家の中にも仕事はいっぱい!
当面は
質の良い暮らしに向けて
心を砕くことにしよう…