今日もさわやかです
東京に戻ってからも
何となく足が地についていない気がしていましたが
やっと そんな気持ちも払しょくされてきました
今 いる場所が生きる場所ですから。
緑濃い 都心の森を散策しながら
忘れられない出来事や人物に
思いを馳せたりしました
長く生きていると
実に色々なことが起こるものです
降ってわいたような災難もあるけれど
多くは自分自身の決断の結果なのでしょう
中には早まった…と思う決断や
まさかこんな結果になるなんて…と思う決断もあったけど
そういう決断が生み出した結果の集大成が
今の自分なわけで…
今日は何を食べようかとか
どこへ行こうか…といった
日常的な決断から
生き方を変える大きな決断まで
選び取らなくてはいけないんだね
思い返してみると
そういった全てのことに
根底では何らかの脈絡があり
無駄なことはなかったように感じる
この歳になって
何の拘束も受けなくなると
全ては外部からのプレッシャーではなく
自分自身が選ぶことになってくる
パリに行った時も
いつ行くか
どの便を使うか
どこに滞在するか
ユーロはどれだけ用意するか
全て 一人で決めることばかりだった
これまでの人生
誰かに合わせて、
誰かに決めてもらって、
流れにあまり逆らわず
多少の窮屈と共に安定を得て
そんな生き方で、 楽だったのか苦労したのか
今となっては全てが良い思い出に感じるけど…
まだ私には人生の方向性を変える決断が
幾つか残っているように思う
いつになったら安住できることやら…
刺激たっぷりの人生だから
受け止められるだけの体力を温存しないとね
コースアウトしちゃったのか
ど真ん中の生き方なのかは
私がこの世を去った時に
子供たちがどう捉えるかで決まる気がする
願わくば
子供たちには母を反面教師にして
穏やかな人生を歩んでほしいものだ…
(代々木公園のラベンダー 6/27/2012 )