BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

骨粗鬆症(コツソショウショウ)

2007-09-08 16:53:54 | Weblog
以前に 微量ミネラルの必要量と不足で生じる障害の一覧をご紹介した中にカルシウムがありましたが、カルシウムという言葉はテレビの影響から現代では幼稚園、保育園前の年齢の子供でも口にできるくらい一般的なミネラルの一つであり、骨に関係があるものだということもよく知られていることです。

その骨とカルシウムの関係という話の中で、テレビの広告を含め最近よく耳にする言葉は「骨粗鬆症(コツソショウショウ)」という言葉ではないでしょうか。
しかし、よく耳にする言葉の割にその定義はというとあまりよく知られていないのが現実だと思います。

又、漢字で書きなさいと言われても、「鬆」という文字などは直ぐに書けるものではなく、その意味を調べ理解できても簡単に書けるものではないのがごく普通ではないでしょうか。

その定義はといいますと、三十歳代の何千人もの骨密度を測定した数値の平均値を100とし、その80%までは正常、80%未満70%までを要注意、70%未満を「骨粗鬆症」と診断するというものです。

この基準からしますと、現代の日本女性では50歳代で5人に1人、60歳代で3人に1人が、そして70歳代では何と2人に1人が骨粗鬆の状態にあると推定される状態です。

人間は歳をとると骨が弱くなるということは、個人差があるものの自然の成り行きですが、特に女性の場合、骨に含まれるカルシウムが溶け出ることにより体液及び血液の状態を調整する機能に女性ホルモンが主として働いている関係で閉経後に骨密度が低下することが明らかになっています。

最も問題なのは、どんどん高齢者が増えるなかで、高齢者の骨折入院が最近では年間10万人をはるかに超えているという現実です。
そして、寝たきりの状態になっている老人の2割以上が大腿骨などの骨折がそのきっかけになっているそうです。

誰もが寝たきりの状態にはなりたくありません。
それには何よりも「骨粗鬆症」ですよと言われないようにすることです。

あなたなら、どうしますか?
コメント
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