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BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

植物性油脂中のトランス脂肪酸/植物性油脂の摂取法-8(2)

2007-10-11 17:41:36 | Weblog
「植物性油脂」のそれぞれについて(2)

[4]オリーブ油:
ω-3系の不飽和脂肪酸が少なく、高温でも変化しにくく、高温での調理に使える。しかし、実から油を圧搾して絞るため、栽培時に使われた農薬が残留する可能性がある。
従って、有機栽培のエクストラバージンオイルを使う必要がある。。      

[5]ゴマ油:
圧搾して絞られビタミンEも豊富で、ω-3系の不飽和脂肪酸が少なく高温でも変性しにくいため、高温での調理も可能で、香りもよい。しかし、ゴマアレルギーが多いため、アレルギー児では使用しにくい。

[6]大豆油、コーン油ほか:
大豆油、コーン油、ナタネ油など輸入された原料を使った油は、輸入時に害虫駆除の目的で混ぜられた有機リン系殺虫剤が種子表面に残留しており、油に残留する可能性が高い。
また、油精製時に石油系溶剤を使用して高温で作られた大豆油、コーン油、ナタネ油は、トランス脂肪酸の生成率が高くなる。
この方法で作られた油には酸化を抑制するビタミンEなどの抗酸化物質が少ないため、酸化して過酸化脂質が出来やすく、アレルギー症状が悪化する可能性が高い。
綿実油も栽培時農薬で汚染されている可能性が高く、高温で精製されるため、同様の問題を含む。

[7]米油:
玄米から白米に精米するときに出た糠から、石油系溶剤で抽出し高温で作られている。したがって、トランス脂肪酸の生成が高くなっている可能性がある。
また、糠は使用された農薬や、水田のダイオキシンやPCBなど脂溶性化学物質で汚染されているため、米油にも残留している可能性が高く、アレルギー児での使用は推奨できない。

[8]圧搾して作られたヤシ油:
飽和脂肪酸が多く、熱に強く加熱料理に向いているが、現在販売されているヤシ油(パーム油)は精製を加えた油のため、ビタミンEなどが取り除かれている。

[9]ベニハナ油:
キク科花粉にアレルギーがある場合は使えない。

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