Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

考え方の違い?

2006-08-02 18:54:39 | Weblog
 それにしても、国が違えば習慣が違います。私の赴任はわかっているはずなのに、何の準備もしてありません。まず職員室の机です。「私の机はどこですか?」と校長先生に尋ねたら「今用意します」だって。どこが空いているか調べはじめました。おいおい…。どの先生も自分のとなりの机を確保しておきたくて(広々使えるから)、校長先生が聞いて回っているのに、なかなか譲ってくれません。こういうところ、日本とは違いますね。気を利かせるということができないみたい…。やっと自分の机が決まりましたが、今度はいすがありません。今、空きがないということで、次回手配するとのこと。事態の予測ってことができないのかな?
 さらに、おもしろい光景が目に飛び込んできました。先生が、生徒の写真を窓ガラスにたくさん飾って、売りさばいているのです。テストの合間に見に来た生徒に聞いてみると、先週の金曜日に撮ってもらったもので、1枚N$7(約130円)だそうです。この先生、なんと商売をしているのです。この国ではデジカメは高嶺の花で、それをプリントするなど夢の世界なのです。首都にはデジタル現像のお店がありますが、ここ北部ではこれが商売になるというわけです。ものすごい勢いで飛ぶように売れていきました。その先生の机の上にはみるみるお金が貯まっていきました。
 ところで、テスト監督くらいさせてよ。採点の手伝いとかでもいいから…。何にもやることないじゃない。ほんと何のために来たのかわからないです。タイミングが悪かったのかな…。このテスト期間だって長すぎるし、テスト返しは新学期はじまってからなんだよ。なんかいろいろ理解に苦しみます。