Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

冬休みに突入

2006-08-21 17:35:18 | Weblog
 2週間の短い休暇に入りました。首都に戻って都市生活を満喫しています。ネットはほとんどできなくなりますので、ご勘弁を。
 そうそう、やっぱりありました終業式。先週の金曜日、生徒たちが久しぶりに登校しました。通知表をもらうためだけに…。服装もいつもの制服ではなく、休日に遊びに来たみたいな格好でした。弟や妹を連れてきた生徒もいて、なんかおもしろい光景でした。早い生徒は朝7時には来ていました。8時をまわっても、はじまる気配がないので、何時から朝礼がはじまるのか、席が隣の先生にたずねてみると「たぶん9時からじゃない?」というあいまいな答えが返ってきました(先生もしらんのかい?)。これは埒があかんと思い、校長先生に聞いてみると「私もわからない、まだ成績個表ができていない先生がいるからね」確かにまだ集まっていない生徒もいたけど、原因は先生側だったのか…。
 実際に全校集会がはじまったのは10時ごろでした。なんと3時間も待っていたことになります。私が考えていた終業式でした。国歌、賛美歌、お祈り、そのあと校長先生のお話があり、いろいろな表彰、休みの注意事項や始業式の連絡がありました。と、ここまでは日本とあまり変わりませんが、ここからが違います。各クラスの担任?の先生から、そのクラスの成績優秀者が発表されていきました。「1位○○さん、2位□□さん」生徒から歓声と拍手がわき起こり、呼ばれた生徒は全校生徒の前に出て、成績表を受け取ります。他の生徒は教室に帰ってからもらうのですが、成績優秀者だけ先にこんな形でもらうとは思いもしませんでした。さも当然、あるいは照れながら、いろいろな生徒が賞賛をあびていました。Grade8からはじまって、Grade12まで、全29クラスなので、時間がかかります。下の学年の場合は無邪気に喜んでいるだけでしたが、最高学年になると真剣な雰囲気になってきました。その成績書に大学の願書が添えられているからです。よくわからないのですが、おそらく推薦書だと思います。これはすごい…。もらった生徒は泣きそうなほど喜んでいました。