沖縄喜劇の女王、仲田幸子さんがロサンゼルス日本映画祭2021で最優秀主演女優賞に輝いた。孫のまさえさんとの共演で映画「なんくるないさぁ~劇場版~生きてるかぎり死なないさぁ」の演技が評価されたもの。「よろしくございます」「そうぬぎてぃめんそーり(急いでいらっしゃい)」など幸子節でおなじみ、沖縄喜劇の女王、齢89歳。以前オジサンがCM制作担当の折にスポンサーの依頼でラジオCMのナレーションをお願いしたことがある。幸子さんには孫のまさえさんがつきっきりで婆ちゃんの面倒をみている。スタジオでリラックスムードの幸子さん。ラジオCMは20秒で読むことが必須だが、何度下読みしても幸子さんは1秒ほどオーバーする。何度か指摘するも治らない、そのうち「ぬーが、しーぶんしみれー(何で?おまけしなさい)」と切れる、だみ声で・・とほほ。コメントを若干直し直しして短めに直して録音、今度はOKを出した。また、率いる劇団「でいご座」の公演告知を録音する場合はコメントがシンプルで短め、締めに「むる(皆さん)そーぬぎてぃめんそーれ」であった。生涯現役なんだね。