浦添市美術館で開催中の螺鈿展を観てきた。折しも明日に迫った市長選挙と市議会議員選挙の街宣車が道ジュネーの最中だが、ここは候補者名を連呼するスピーカーの音声が届かない。静寂な空間だ、芸術の鑑賞に最適。螺鈿細工で主な材料になるヤコウガイは南西諸島で採れるため、古から琉球や奄美では螺鈿が盛んに採取され、幕府や王朝への献上品とされてきた。琉球王朝には螺鈿を扱う貝摺奉行が役目を司ったようだ。
ヤコウガイの他にアワビや亀の甲も使用されている。盆や硯箱、屏風に施された螺鈿細工の何と微細で精緻なこと、完成までに要した年数が想像できまへん。

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