ウォーキングで通る道すがら、表札に目がいき ため息をつく、沖縄らしい苗字だわい。宜野湾市嘉数で見掛けた運天さん、いかにも沖縄的苗字だ。今帰仁村の運天港縁(ゆかり)かは定かではないが、地名にちなんだであろう。高校の同級生に運天先定という男子がおった。如何にも沖縄的苗字に顔立ちは卒業後に数十年経過しても覚えている、元気にしているかい?せんてい。沖縄あるある、今日は苗字のお話。
浦添市立図書館からの帰り道、久々に前田に在る玉城朝薫の墓を見てきた。琉球王朝時代、明や清など中国から訪ねてくる冊封使をもてなすために創作された組踊の名手が眠る。朝薫五番と云われる「執心鐘入」(しゅうしんかねいり)「銘苅子」(めかるし)「孝行の巻」「女物狂い」そして仇討ち物「二童敵討」が後世に残された。モノレール沿線で決して静かではないが、住宅街からは外れた静謐な空間。時折、草刈りとか清掃が行き届いている。