てんてこまい子育ての記憶(旧 わたしと家族の日々)

一人で三人分にぎやかと言われてきた息子も、もう高3。

【外国語学習】良い時代になったもんだ

2022-04-22 | 語学
息子が高校に入学して
まだ2週間ですって!

もう2ヶ月くらい経っているような感覚…

それほど息子は、日々、
濃い学校生活を送っている
ということで、
その話を毎日聞く私も
「毎日が盛り沢山」で
走り続けている気分になるんでしょうね。

息切れしませんように…


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ところで、今日は
学校ではなく、個人的に習っている
J先生の英語レッスンでのことを。

息子はレッスンで
「詩を書く」ということを
やっているのですが、
それを横で見ていると、
自分が中学生の時の思い出が
よみがえってきました。

英語の教科書にマザーグースが載っていたけど、
あれ、最後まで、何が良いんだか
さっぱり分からなかったなーって(笑)

ハンプティダンプティの絵を見て、
ああ、これ、有名だよね!
どんな風に面白いんだろう?
とワクワクしたのですが、
結局「???」で終わってしまったのです。


でもね、今、息子が学んでいるのを
横から見ていると、
なるほど!
と思うんですよねー。
きっと、マザーグースも同じだな、と。


英語の詩って
こんなにもしっかり音楽的なんですねー。


先生と息子は、
ざっくりたたき台を作った後、
膝を叩いてテンポキープしながら
リズミカルに読みます。
(最後はちゃんとリタルダンド)

その後、
ライムサイトを使って
より適切な言葉を選び、
音節の数?(小節数的な)を揃えることにも
気をつけながら文章を練り直します。

繰り返し吟じて
より音楽的に美しく響く詩を目指します。

内容(意味)としては
まさに詩的な美しさを目指す時もあれば、
笑えるものもあるけれど、
たとえナンセンス系であったとしても
音とリズム、つまり
音楽的な美しさは必須要素のようです。


…その工程、一つ一つが
私にしたら「へー!」の連続です。


J先生のように教えてくれる先生が中学にいたら、
私にもマザーグースの面白さが
分かったかもしれないなー。


(余談ですが、漢詩にも
同じ事を思います。
中国語を、レ点とか打って
日本語として読む発想、
たしかに超便利な発明だけど、
漢詩の命であるはずの
音やリズムを大胆に完全無視するって…。

ただ、漢詩の場合、
全く別モノの日本食に改変しちゃうことで、
「それはそれで良い味」
ってことにしちゃってる感じ…?
ド素人の感想です。)



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過日、息子の中学卒業式で
配られた資料には、
生徒達の実績一覧が書いてあったのですが、
英検は、
息子の学年では、3年生の1年間で
2級:6人、準2級:17人
合格したらしいです。

(学年の生徒数は200人強)

(これは学校会場で受けた子の集計。
それ以外の会場で受けた子は
カウントされていないので、
実際にはもう少し多いらしいです。)


これが今の時代の公立中学として
多いのか少ないのかは知りませんが、
私は、自分の中学時代と比較して
「今の子どもたち、すごいな!」
と思いました。

(私も息子も、特になんてことのない
普通の公立中学校です)


国語力、文章力は下がったと
問題になっているけれど、
英語力は上がっているはずねー。


なぜだろう。


英語苦手な親世代が、
「とりもなおさず英語だけは!」
と力を入れて
早期英語教育に投資する傾向があるから?

インターネットのおかげで
外国や外国人が
より身近な存在になったから、
学習のモチベーションが上がった?

ネットやアプリのおかげで
安価で気軽な学習ツールが増えたから?

はたまた、小学校で
楽しく遊びながら学ぼう!系の
英語学習が始まったことで、
英語の垣根が下がり、
興味を持つ子が増えたとか?


うーん。
ま、理由は一つじゃないだろうけど、
良いことだと思います。


・・・私もぼちぼち頑張ろう。

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