「不道徳な経済学」
ウォルター・ブロック著、橘玲訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫、2020年1月
サブタイトルは「転売屋は社会に役立つ」。
経済学者でリバタリアン(自由原理主義者)の著者が、
世間から「不道徳」と見られる人を経済学の理論を用いて擁護する本。
原題は「Defending The Undefendable」。
「擁護できないものを擁護する」という意味でしょうか。
著者も無理を承知で擁護しています。
訳者の橘玲氏があとがきで触れていますが、
著者の論理には手を加えていないものの、橘氏が意訳・超訳しています。
原書は1976年にアメリカで出版されていますが、現代的・日本的な具体例が多いです。
擁護の対象として、
・ツイッター
・ホリエモン
・ダフ屋
など。
また、事例として、ドラえもん、相撲、県名などが出てきます。
マイケル・サンデル著
「それをお金で買いますか 市場主義の限界」
をより過激にしたような内容です。
関連エントリ:
【マイケル・サンデル著書】
それをお金で買いますか 市場主義の限界
これからの「正義」の話をしよう
ウォルター・ブロック著、橘玲訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫、2020年1月
サブタイトルは「転売屋は社会に役立つ」。
経済学者でリバタリアン(自由原理主義者)の著者が、
世間から「不道徳」と見られる人を経済学の理論を用いて擁護する本。
原題は「Defending The Undefendable」。
「擁護できないものを擁護する」という意味でしょうか。
著者も無理を承知で擁護しています。
訳者の橘玲氏があとがきで触れていますが、
著者の論理には手を加えていないものの、橘氏が意訳・超訳しています。
原書は1976年にアメリカで出版されていますが、現代的・日本的な具体例が多いです。
擁護の対象として、
・ツイッター
・ホリエモン
・ダフ屋
など。
また、事例として、ドラえもん、相撲、県名などが出てきます。
マイケル・サンデル著
「それをお金で買いますか 市場主義の限界」
をより過激にしたような内容です。
関連エントリ:
【マイケル・サンデル著書】
それをお金で買いますか 市場主義の限界
これからの「正義」の話をしよう