少女と誘拐犯の男性が15年後に再会する話。
原作は本屋大賞受賞作品。
特別な関係性があるとはいえ、男性が女子小学生を誘拐するという設定は、
現実に起きたいくつかの事件を思い浮かべてしまい、今の世の中で受け入れられづらい気もします。
ストーリーも全体的に暗い感じでしたが、
広瀬すず、松坂桃李、横浜流星の演技は素晴らしかったです。
広瀬すずのラブシーンやDVを受けるシーンは、ずいぶん思い切りました。
彼女の出演作で本作の前に見たのは、コメディの「一度死んでみた」。
役・演技の振れ幅が大きいです。
松坂桃李は本作の役作りで体を絞ったそうで、痛々しいくらいに痩せてました。
役作りには成功したと言えます。
横浜流星はDVをしたり、自暴自棄になったりするシーンは狂気を感じました。
広瀬すず演じる更紗の10歳の頃を演じた白鳥玉季は、
広瀬すずを10歳にしたような顔。
(ヒューマントラストシネマ渋谷)
【株主優待】東京テアトル:映画招待券(2021年9月末分)
製作総指揮:宇野康秀
監督:李相日
原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社 刊)
出演:広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明
映画『流浪の月』 公式サイト
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一度死んでみた(映画)
ラストレター
ラプラスの魔女
三度目の殺人
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