エルヴィス・プレスリーの半生を当時のショービジネスやアメリカ社会の状況も織り交ぜて描いた作品。
自分はプレスリーとは生きている時代があまり被っておらず、
曲は何曲か知っている程度で、人物像についてはなんとなくですが反体制的なイメージを持っていました。
本作品で語られている内容は、全体的な流れとしては概ね事実で、
個々のエピソードには多少の脚色があるようです。
プレスリーの生き方に刺激を受け、当時のショービジネスの未成熟さを感じ、アメリカ国家が推し進めた人種差別政策の酷さを思い知らされました。
今の時代であれば、プレスリーは先進的な考え方を持った人物として称賛されていたかもしれません。
あとは純粋にプレスリーの歌・ダンスを楽しみました。
ダンスは主演のオースティン・バトラーですが、歌はバトラーとプレスリー両方の声を使っているそうです。
映画『エルヴィス』は本当に歌ってる?歌ってない?|シネマトゥデイ
終盤はプレスリー本人映像もあり。
プレスリーの妻役のオリヴィア・デヨングが美人でした。
オーストラリアの24歳。
日本で公開された映画の出演は本作が初のようです。
悪徳プロデューサー役はトム・ハンクス。
悪役のイメージがなかったにも関わらずはまり過ぎていて、誰だか分かりませんでした。
(ヒューマントラストシネマ渋谷)
【株主優待】東京テアトル:映画招待券(2022年3月末分)
監督:バズ・ラーマン
出演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング、ヘレン・トムソン、リチャード・ロクスバーグ
映画『エルヴィス』オフィシャルサイト
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