昨日は、献血の話だったのですが。
昨日も書いたように、幣サイトの一般世相の部分を久々に更新すべく、調べていたところ、
売血についての記事があったものですから、知りたがりの蟲がモコモコ、あれこれサイトを探していると、下記のサイトに行きついたわけです。
その中に掲載された、現在は絶版になっている「売血 若き12人の医学生たちはなぜ闘ったのか-http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9043/baiketsu/index.html」には、当時の売血の実態などが克明に記録されており、さらっと読み飛ばすにはあまりにももったいない内容でして、思わず保存の上印字して、じっくりと読ませていただきました。
さてさて、それでは詳細は是非このサイトを見ていただくとして、売血とはいったいどんなものであったのでしょう?
売血とは、読んで字のごとく、血を売ることであり、昭和39年当時200mlの血液を1600円で買っていたそうです。
国鉄の最低運賃が10円、主な駅弁が120円ほどの時代ですから、今の貨幣価値で行けば約10倍とすれば約16,000円、僅か20分ほどで、日雇い労働に従事するものが一日かけてえる賃金とほぼ同じもしくはそれ以上の金額を手にすることになるわけです。
当然体の中の血を抜くわけですから、その後しっかりした栄養を補給すればよいのですが、所詮あぶく銭ということで、飲み食いや賭け事に消えてしまう。
また、体力が戻らないから、普通の仕事は無理なので、また売血を行う。
現在、献血に際してはきわめて細かく決められており、400ml献血後は成分献血は8週間後の同じ曜日、全血献血は男性12週間後、女性16週間後の同じ曜日と決められるなど細かく規程されている他、血液の比重なども必ず測定される。
しかし、当時は血液の供給を殆ど民間の血液銀行に頼っており、その血液銀行はこれまた、常習売血者の血液を頼りにしていたそうである。
常習売血者は、肝機能に以上をきたしている者が殆どだそうで、読んでいくうちに背筋が寒くなるとでもいのであろうか、これほど人命を軽視してきたのかと怒りすら覚えてしまった。
また、薬害エイズ問題で不祥事を出した厚生労働省の問題なども語られており、厚生省(現・厚生労働省)の役人的発想は今も昔もさほど変わっていないのかと思うと、しっかりしろ厚生労働省と言いたくなってくる。
すこし、本題から脱線しているがその点はご容赦願いたい。m(__)m
これ以上書くのは気が引けるのやめて置く事にするが、是非一度拝読されることをお勧めしたい。
今回、参考にさせてもらった、WEBはこちら。
献血のお部屋
全文掲載はこちら。
「売血若き12人の医学生たちはなぜ闘ったのか」
昨日も書いたように、幣サイトの一般世相の部分を久々に更新すべく、調べていたところ、
売血についての記事があったものですから、知りたがりの蟲がモコモコ、あれこれサイトを探していると、下記のサイトに行きついたわけです。
その中に掲載された、現在は絶版になっている「売血 若き12人の医学生たちはなぜ闘ったのか-http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9043/baiketsu/index.html」には、当時の売血の実態などが克明に記録されており、さらっと読み飛ばすにはあまりにももったいない内容でして、思わず保存の上印字して、じっくりと読ませていただきました。
さてさて、それでは詳細は是非このサイトを見ていただくとして、売血とはいったいどんなものであったのでしょう?
売血とは、読んで字のごとく、血を売ることであり、昭和39年当時200mlの血液を1600円で買っていたそうです。
国鉄の最低運賃が10円、主な駅弁が120円ほどの時代ですから、今の貨幣価値で行けば約10倍とすれば約16,000円、僅か20分ほどで、日雇い労働に従事するものが一日かけてえる賃金とほぼ同じもしくはそれ以上の金額を手にすることになるわけです。
当然体の中の血を抜くわけですから、その後しっかりした栄養を補給すればよいのですが、所詮あぶく銭ということで、飲み食いや賭け事に消えてしまう。
また、体力が戻らないから、普通の仕事は無理なので、また売血を行う。
現在、献血に際してはきわめて細かく決められており、400ml献血後は成分献血は8週間後の同じ曜日、全血献血は男性12週間後、女性16週間後の同じ曜日と決められるなど細かく規程されている他、血液の比重なども必ず測定される。
しかし、当時は血液の供給を殆ど民間の血液銀行に頼っており、その血液銀行はこれまた、常習売血者の血液を頼りにしていたそうである。
常習売血者は、肝機能に以上をきたしている者が殆どだそうで、読んでいくうちに背筋が寒くなるとでもいのであろうか、これほど人命を軽視してきたのかと怒りすら覚えてしまった。
また、薬害エイズ問題で不祥事を出した厚生労働省の問題なども語られており、厚生省(現・厚生労働省)の役人的発想は今も昔もさほど変わっていないのかと思うと、しっかりしろ厚生労働省と言いたくなってくる。
すこし、本題から脱線しているがその点はご容赦願いたい。m(__)m
これ以上書くのは気が引けるのやめて置く事にするが、是非一度拝読されることをお勧めしたい。
今回、参考にさせてもらった、WEBはこちら。
献血のお部屋
全文掲載はこちら。
「売血若き12人の医学生たちはなぜ闘ったのか」
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