現在、ホテルモントレなどが立ち並ぶ空間はかっては梅田コンテナ基地が広がっていました。
最盛期には、大阪駅を挟んで両側に貨物が発着するわけですからなんとも壮観な眺めでした。
特にコンテナヤード側は架線が張られていなかったように記憶していますが、もしかしたら記憶違いかもしれません。
さて、そんな梅田コンテナ基地ですが、昭和60年には使われることはなく、そこで輸入品販売即売会がコンテナ基地跡地で行われました。
当時は貿易黒字が大きいということで、中曽根首相自らが、「輸入品を買いましょう」といった談話を発表をしたと思いますが、当時のレートは1$ 238.54 円と非常に安く、1971年の変動移行制からもそんなに高くなっているとは言えませんでした。
その後、昭和61年には160円台まで跳ね上がり一気に円が高くなるのですがこれは後のお話。
現在はほぼ120円前後で推移していますね。
話が違う方向に行きそうなので、ここで少しだけ軌道修正しましょう。
中曽根首相の、輸入品を買いましょうというキャンペーンに呼応したのか否かはわかりませんが、国鉄〈大鉄局では余剰のサロ581とサシ581を改造した車両を用いて、import Expressなるイベントを開催しました。
食堂車の方は、外部から電源を供給するようにした以外は内装はそのままでしたが、サロの方は座席を撤去し展示スペースになっていたと思います、あまり輸入品などには興味がなかったので、あまり記憶が残っていないんですよね。
それと、当時は劇団四季が、Catsの公演をテントで行っていた時期で、Catsが人気だということでロングラン興行を行っていたほうが印象的です。
ちなみに、当時の記録を調べてみますと
インポートエクスプレス自体は、昭和60年7月29日から翌年3月末までの約半年間ですが、車両の据え付けなどは、昭和60年6月21日だそうです。
参照 国鉄があった時代
ちなみに、サロ・サシとも外国の特急車両の外観に似せた塗装が施されフランスのTGVやアメリカのAMTRACKなど4通りの塗装が施されていたと書かれています。
当時の画像をお持ちの方おられましたら、是非投稿いただけると嬉しいです。
インポートエクスプレス
梅田貨物駅が大阪駅の下をくぐり抜け南北に存在した名残を留めていましたが小学生の私には賑わっていた時代は想像すら出来ませんでした。
どちらかと言うと凄くさみしい場所に派手なカラーリングの客車が佇んでいた様に記憶しています。
お小遣いで買ったイギリス?のお菓子が妙な味で後悔した事は今も忘れていません。
EF58は覚えておりません。
余剰だったサシ581が連結されて、使われなくなったコンテナー条約ヤードに並んでいたのと、catの点とだけはよく覚えているのですが・・・。
ふと思い出して「インポートエクスプレス」のことを調べていたらこのブログに辿り着きました。
インポートエクスプレスそのものの写真ではありませんが、大阪駅にこの宣伝のためにHMを付けたEF58が展示されていたのはご存知ですか?
その写真ならあります。
blogを管理しております、加藤好啓です。
gooのblogは画像が添付できないタイプのようです。
差し支えなければ、blackcat.kat@gmail.com充てに送付いただけませんでしょうか。
画像にねこまた様から提供とクレジット表示して、掲載させていただこうと思うのです。
よろしいでしょうか。
古い画像を整理しており、インポートエクスプレスを調べてここへたどり着きました。
当時大阪へ鉄道写真を撮影に行った際、たまたま開催されていた会場の立ち寄り、数枚撮影をいたしました。
参考程度ですが、画像が数枚ありますがお渡しいたしましょうか?
コメント投稿に画像が掲載できないようなのですが。