ナロネ21がベースとなった、オロネ10のお話し
動力近代化の方針の中、電車・気動車などの動力分散化が決定的となり、一般型客車の増備は中止されることとなりましたが、そんな中で毎年10両・20両程度が継続して製造されたのがオロネ10でした。
ナロネ21をベースに床下にディーゼル発電機を組み込み、自重が増加したのですが、自車で冷房電源を確保できました。
最終的には、昭和41年までに、一般客車としては、97両と比較的まとまった両数が製造されたこともあり、全国で見ることが出来ました。
特徴的な点としては、緩衝器はバネではなく20系同様にオイルダンパを採用していた点など、乗り心地にも配慮されていました。
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国鉄があった時代 JNR-era
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