矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

母を訪ねて…、のような

2021-06-19 15:29:00 | 庭と小鳥と雑草と…

 梅雨のような毎日


 予期せぬ生活の変化にも、1週間経って

 ようやく慣れてきた。




  季節の上生菓子紫陽花


 やっぱり、「いってきまーす」や「ただいま〜♪」って言える人が家にいるのって、なんかいいな


 「お土産だよ〜❣️」ってお菓子を買って帰れるのも楽しい


 今夜は何を作ろうかなぁ…って考えながら買い物するのも、食べる人がいてくれる喜びでもあるのね✨


 まあ、知的障害のある次男と暮らすのは、それなりに大変な事はあるけれど、なんていうか、食事作りの張り合い、が戻ってきた感じね





施設に暮らす次男が、突然帰宅した時はびっくりしたし、6キロ近くの道のりを、ひとり歩いて帰ってきたその事実に、正直憤りも感じたし。

なぜ、職員さん、誰も気づかなかったの?


本当に、事故に遭わなくて良かったよ。
熱中症で倒れなくて良かったよ。
たまたま私が在宅していて良かったよ。


息子はその日、玄関に飛び込んでくるなら、座り込んでしまい、「お母さんに、会いたかったよー❗️」と泣き出してしまった。


思いきり、抱きしめた。


わたしの子ども。大切な、かけがえのない家族。宝物。


この1週間で、笑顔を取り戻し、毎日ご飯をちゃんと食べるようになった彼を見て、あぁ、わたしも幸せな気持ちになる。


こんなささやかな日常が、こんなにも人の心を幸せにしてくれる、それは家族だからこそ味わえるものなんだ

…と、1年かけてわかったよ


すっかり傷ついてしまった私達は、
ゆっくりと、焦らずに、のんびりと、
歩いていこう


人生、いつからでもリスタートできる❣️

死ぬ時は必ず来るのだから

その日まで、毎日を魂こめて生きていこう

自分ができることの全てを出しきって、

言葉だけでなく、行動で示していこう。

家族に恥じない生き方をしていこう。



きょう、施設を後にするとき、お世話になった職員さんと、息子のお気に入りの利用者さんに挨拶できて良かったよ。


「お元気で❣️」