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ウオッシュレットを直してみました

2024-08-25 16:21:12 | 修理と工夫

トイレをリフォームした時に設置したTOTOのアプリコット・ウオッシュレット(2011年製)の動きがおかしくなりました。このウオッシュレットはノズルクリーニングが自動で行われるのですが、これが不規則に動いて勝手にノズルから水を吹き出すことが数回起こりました。この故障?は自動クリーニングを止める設定で避けることができますが、次にノズルが動作後に奥まで収まらず途中で止まってしまうようになりました。

これにはトイレを使ったあと電源を入れ直してリセットすればノズルは最初の位置に戻るのですが、イチイチ電源を切って入れ直す手間とリセット時にガガガと何か歯車がこすれるような音がして壊れそうです。そこでこの際ウオッシュレットを買い替えようと思い調べ始めました。

まずこのウオッシュレット(TCF4511 F1A)は現在製造中止で後継機種を探す必要があります。そこでTOTOに電話をして聞いてみたところ「十年以上経っているので修理はできない、後継機種の交換になるが量販店で購入して自分で交換することはできないのでリフォーム業者を紹介する」との返事でした。そこで自宅に近い業者さんに見積もりを取ってみたところ ¥120,000(税別)とのこと。ちなみに後継モデルのメーカー希望価格は¥132,000でした。

う~ん高いな~、と念のため価格ドットコムで調べたところ¥72,000で入手できそうです。さらにこのアプリコットは自動洗浄機能があるのですが、これをあきらめてレバーで(手動で)いいのならさらに安価(¥50,000~¥30,000)になります。というわけで買い替えを覚悟しておいて最後に分解して見てみようと思い立ちました。

なおTOTOのウオッシュレットの型番号ですが、これが結構複雑でまず工務店・リフォーム店向けと業販店向けで異なり、さらに業販向け(リテール版)が**カメラや**電気向けでさらに違ってきます。大体同じような価格が同じ機種と思われますがどうしてこうなっているのでしょうか?

このウオッシュレットは四つのねじを外し、はめ込み部分(下図)をへらのようなものでこじ開けると簡単にケースが外れます(TOTOは結構簡単に外れる)。この状態で試しに3重になっているノズルのスキマに潤滑剤を噴射して電源を入れてみると、何とノズルがスムースに動くではないですか!

シメタ!と元に組み直し、電源を入れ水栓を元の位置に戻して使ってみたところ、なんと直ってしまいました。しかし元に直してよく考えてみると、ノズルへの潤滑剤の噴射だけなら何も分解する必要が無いことに気が付きました。さらに分解どころかそのままでノズルの蓋を手で開けて潤滑剤のパイプを差し込めばできますね。

動作不良の原因も直った理由も分かりませんが、ノズルが何かに引っかかっていたのかもしれません。どちらにしろ買い替えれば十数万のところを直してしまい鼻高々ですが、見返りはあるのかな?



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