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魚小屋を作る 水槽を(半)屋外に引っ越し (2)水槽の集中管理 

2023-10-08 15:24:03 | アクアリウム

水槽を屋内におく理由は、インテリアの一つとして楽しむ、ということであると思う。従って屋外に引っ越すことはインテリアをあきらめ、単に飼育を目的にすることになるのだと思う。

水槽を屋外に置くと多くのメリットが生まれる。まず地震が起きたときに水槽が壊れ、室内が水浸しになる危険がなくなる。次に水質管理に伴う音や、水槽からのニオイから解放される。

また水槽を一か所に集中しておく(熱帯魚屋さんみたいに)ことで、水槽管理が飛躍的に楽になる。例えば頻繁に行う水替え作業では、室内の時はまず水(冬季は温水、カルキを抜いたもの)をバケツに汲んでおいて、別にバケツに水槽水を出しこれを排水口に流し、後汲んでおいた新しい水を水槽に入れる作業になるが、水槽を集中して置くことでバケツの汲みだしや運んで流す必要がなくなる。

これは水槽台の端に水を溜めておくタンク(ここでは30Lのゴミ箱を流用)を置き、ホースを各水槽に延ばしておいて、タンク内に入れた簡単なポンプで新しい水を供給する仕掛けである。なお水は庭の水栓から引いてありタンクへの注水は簡単にできる。なお冬季は別にポットで水を沸かし、水を加えながら温度管理をしている。

一方排水は別のホースを庭へ流れるように注入口が一番高くなるように台の下に配置して、ここに水槽の排水ホースを差し込む。この仕掛けを使うと今までの水替え作業がウソみたいに簡単でかつ短時間で済んでしまう。特に夏季は空冷ファンを水槽の上に置いて回しているため水の減り方が激しく、毎日のように差し水をする必要があるが、この仕掛けだと非常に簡単に行えるため苦にならない。

また各水槽の温度管理は古いデーターロガーを使い、熱電対センサーを各水槽に差し込んで集中的に行っている。温度は水槽以外に外気温、水槽設置場所、給水タンク内もはかり、またACラインに電力測定用のループセンサーを挟んで、これによる電力量も同時に測っている。データーロガーは温度変化を記録できるのが普通の温度計と違うところで、暑い時の空冷効果や寒い季節のヒーター点火時間がグラフで読取れる。

そのほかのメリットとして、屋内では水をこぼしたり水草などの切れ端を落として床を汚すことを避けるため、水槽管理がかなり苦労だったが、ここではまったくその心配がなく、例え誤って水をぶちまけても全く面倒がなくその分とても気楽に作業ができる。

また照明は各水槽ごとではなく、LEDテープライトを木に張り付けたものを水槽の上に渡している。またこの魚小屋の天井はガレージの屋根なので自然光が差し込みある程度の明るさが得られる。

ただし夏の蚊やほこりの心配が新たに生じたり、猫、鳥などのアクセスが心配になるが、それぞれ対策を重ねて総合的に半屋外でのアクアリウムを楽しんでいる。



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