映画「波紋」
〈あらすじ〉
今朝も、須藤依子(筒井真理子)
枯山水に波紋を描く。
夫も息子も家を去った家で、
一人、ゆっくりと、静かに。
依子が信仰する新興宗教が崇める
「緑命水」という水の力で、
穏やかに過ぎる依子の日々。
それを突如乱す出来事が起こる。
10年以上も失踪していた
夫・修(光石研)が、突然帰って来る。
遠方で就職していた息子拓哉が
恋人・珠美(津田絵理奈)を
連れて突然帰ってくる。
一筋縄ではいかない家族の物語。
〈高橋裕之のシネマ感〉
題名を見るとサスペンス風だが
しっかりした人間ドラマだけど
許せるコメディ要素も含んでいる。
ありきたりだけど
“須藤家の人々“と題した方が
ソフト感あるね。
宗教的な水に嵌まる依子
現実にある話の様で笑うが
映画の一本の核として面白い。
夫が帰ってきた訳が
可哀想やけど腹立つね。
でも夫婦って、こうやなぁ(笑)
※自分に照らし合わせても※
息子の彼女の障がいも
少し大袈裟かもと思うけど
描き方は至って真剣。
各エピソードが
主人公目線ですが
何故か緊張感が取れた時
映像と一緒に
大笑いした自分がいた。
出演者の肩肘張らない?
独特の演技も見物。
現在、好評上映中!
必見です〜
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