(C)2020 - Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
塚口サンサン劇場
2月9日(金)公開
ウクライナ・キーウ在住
マーク・ウィルキンス監督作
映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」
幸せを求めて祖国ペルーを離れ、
ニューヨークの片隅で暮らすデュラン一家は
見つかれば国外追放になる不法滞在者。
母ラファエラはウェイトレスをしながら
語学学校に通う息子のポールとティトを
(バイトは配達員)
女手一つで育てている。
ポールとティトは学校で、
美女・クリスティンと出会い、恋に落ちる。
しかしクリスティンと
交流することで人生が変わっていく。
母ラファエラは、勤務先で
客の白人男性に声をかけられる恋に落ち
彼女の人生も変わっていく。
この人々に訪れる出来事は・・・
<高橋裕之のシネマ感>
リアルタイムな展開と
回想的な展開が
交互に交わりながら
現時点に辿り着く作品。
ヒューマンドラマ
グローイングアップストーリー
青春映画、サスペンスと
複数の要素が織り込まれている。
不法入国者、母手一人の家族
母親の恋愛など
重たいテーマも。
ニューヨークが舞台だが
大都会の中で
ひっそりと暮らしているので
アメリカンドリームは
あまり感じられない。
登場人物各々の
人生を描いた映画だった。
上映時間が97分なんで
各エピソード
深堀がされない割には
簡潔に状況が把握出来る。
終盤、展開が早いのと
予想外の終末だったりする。
ほんわかな感動が残ります。
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