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原作・谷崎潤一郎×監督・井土紀州 映画『痴人の愛』十三シアターセブン12月21日(土)公開

2024-12-17 23:38:53 | 2024年関西公開作
(C)2024「痴人の愛」製作委員会
 
<作品紹介パターン>
 
原作・谷崎潤一郎×監督・井土紀州
映画『痴人の愛』
 
 
(あらすじ)
かつてシナリオコンクールで受賞したものの、
未だプロデビューを果たせずにいる
脚本家志望の男・河合譲治(大西信満)。
ある日、同じシナリオ講座に通う若者たちと
入った寂れたバーで、譲治はナオミ(奈月セナ)
と名乗る美しい女性と出会う。
店で働きながら俳優を目指しているという彼女に
「シナリオ講座の講師」と勘違いされた譲治は
苦笑しながらも、自身の身の上を明かす。
やがて譲治は、シナリオ講座の講師・椿(村田雄浩)に
「自分の代わりに映画の脚本を書いてみないか」と誘われる。
原作は、谷崎潤一郎の『痴人の愛』……
譲治は二つ返事で依頼を引き受け、
今度こそ成功してみせると脚本を書き始める。
脚本執筆に苦戦する中で、
譲治はナオミと再会し、
二人の関係は急速に近づいていく。
しかしそれが、ナオミと執筆との間で身を引き裂かれる、
甘く、苦く、狂おしい時間の始まりだった……。
 
<高橋裕之のシネマ感>
シナリオ学校や脚本
映画界的な話だけでも
興味が凄くわく。
 
谷崎潤一郎原作の『痴人の愛』が
映画と二重構造になっている。
 
ダブルティストやね。
 
「痴人の愛」が原作で
映画も「痴人の愛」の展開で
また、その中に「痴人の愛」が出てくる。
 
ナオミは怪しげで魅力的
譲治が溺れるのもわかる。
 
映画の中の映画と
現実がクロスし
観客も不思議な世界観へ・・・
 
人は支えにもなるし邪魔にもなるな~
 
ナオミの素がバラされる。
 
わあっな展開。
 
大阪 シアターセブン 12/21(土)~1/3(金)
 ※ただし12/31と1/1は休館です。
 
 
 
お陰様で再生700回越え(めざせ1000回)
奈月セナさん(主演・ナオミ役)ZOOMインタビュー

 

 

 
 
 
 
 
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