シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

映画「アイミタガイ」 塚口サンサン劇場 公開中

2024-12-27 23:57:34 | 2024年関西公開作
(C)2024「アイミタガイ」製作委員会
 
塚口サンサン劇場公開中
 
映画「アイミタガイ」
 
「アイミタガイ」=「相身互い」
誰かを想ってしたことは、
巡り巡って見知らぬ誰かをも救う。
誰の胸にも眠っている助け合いの心を呼び起こし、
何気ない毎日をやさしく照らす、
あたたかな物語が誕生した。
 
(HP)
 
 
(あらすじ)
ウェディングプランナーとして働く
梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、
親友の叶海(藤間爽子)が
命を落としたという知らせだった。
交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、
生前の叶海と交わしていたトーク画面に、
変わらずメッセージを送り続ける。
同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と
優作(田口トモロヲ)は、
とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。
そして遺品のスマホには、
溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。
一方、金婚式を担当することになった梓は、
叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行った
こみち(草笛光子)の家で
中学時代の記憶をふいに思い出す。
叶海と二人で聴いたピアノの音色。
大事なときに背中を押してくれたの
はいつも叶海だった。
梓は思わず送る。
「叶海がいないと前に進めないよ」。
その瞬間、読まれるはずのない
送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
感動のパラレルワールドストーリーだった。
 
恋人とは赤い糸で繋がってると言いますね
友達とは青い糸なのか?
 
こちらは”落としてないスマホ”が
心の支えになります。
 
親子は何色で繋がっているのか?
 
人はやはり”見えない糸”で繋がっている。
 
冒頭から登場人物の行動、言葉を
見落とし、聞き逃しなしで
鑑賞して欲しい。
 
観客が
ひとつひとつの
相関図を組み立てていく楽しみもある。
 
それは予想通りか?予想外か?
 
全てが繋がっていく終盤
「アイミタガイ」という
言葉の意味が胸にささる。
 
実は・・・と
なるほど・・・が
見事に重なる。
 
鑑賞後の短い芸術の秋
メランコリックに
人と接したくなるに違いない。
 
改めて
”アイミタガイ”は
会釈から始まるのだと思った。
 
個人的に好きな展開の作品。
 
黒木華が主演だが
全ての出演者に見所ありで
重要な位置づけ。
 
 
 
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「レッド・ワン」 2024年... | トップ | クリスマスから年末年始の こ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2024年関西公開作」カテゴリの最新記事