「食欲は食べるにつれて出てくる」。だから前菜がある。こちらもフランスのことわざだ。歳のせいもあるのか、すっかり食が細くなった。特に酒量が圧倒的に減っており、炭酸を含むビールはキツい。何杯も大ジョッキを飲んでいた時代が懐かしい。10年程前に脳梗塞になってからは、体質が変わったのか、すっかり飲めなくなった。しかし身体には良いので、案外ちょうど良いのかも知れない。さてテレビ業界の衰退は、時代の変遷故に仕方がない面もあるが、曾て社会評論家の大宅壮一氏が言った「一億総白痴化」が、今や作り手のテレビ局が白痴化しているのだから、そりゃあ視聴者は呆れ、寄り付かなくなるだろう。何せ当たり前の事を雛壇芸人が感心をしている場面を見せつけられては、アホらしくて観ていられない。これでは観てる方までアホになる。特に知識人とされる元放送協会の社会部上りが司会をしている番組は、しれっとものを知らない雛壇芸(能)人に嘘の情報を流す。GREE NEWSにこんな記事があった。「「僕入れるんだ」玉川徹氏の高級老人ホーム取材が大不評」と。
そこで衆議院選挙を振り返るが、一気に議席を伸ばした【国民民主党】は、庶民的層の生活が、日に日に困窮をしている事から「103万円の壁」の突破を公約に掲げたが、それこそ「待ってました!」で支持率も上がった。代表が元財務官僚なれば、その辺の仕組みも解るのだから心強い。なので、そんな最中での高級老人ホームの取材は、反感を買われても仕方あるまい。それと選挙の度だが、これぞとばかりに情報工作をするのもこの手の媒体だ。しかし最近は、インターネットのおかげで話の裏も見れる。斯くしてそんな媒体推しの政党の議席は伸びず、場合によっては減る事もある。お粗末なものだ。米国大統領選挙も然り、元兵庫県知事の再選も然りである。デイリースポーツに「玉川徹氏が危機感 兵庫知事選「メディアが嘘」「テレビがわざと間違い」と投票者の声を紹介→「既存メディアは本当に考えないと」」てな記事があった。これこそ今更なのだが、だからこの業界が衰退したのだ。何処かの国の工作機関のような情報しか流さないのだから、そりゃあ視聴者もスポンサーも逃げるだろう。
国民民主党の支持率、過去最高11% 39歳以下でトップ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1713B0X11C24A1000000/
斎藤氏、若者票は稲村氏の3倍 兵庫知事選でSNS拡散
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF15D1O0V11C24A1000000/
玉川徹氏が危機感 兵庫知事選「メディアが嘘」「テレビがわざと間違い」と投票者の声を紹介
→「既存メディアは本当に考えないと」(デイリースポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d4e651f7793134bac4e0037a3a203300032f482
「僕入れるんだ」玉川徹氏の高級老人ホーム取材が大不評
https://jp.news.gree.net/news/entry/5318943
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