「哀れな奴め! 生きる事を決めたのだな。こちらはそれで満足だ」。いつもの「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」(メアリー・シェリー原作)から登場人物の台詞だが、怪物曰くである。これから見えてくるのが、フランケンシュタインと、彼が造り上げた怪物との位置関係だ。互いが対等なので張り合っているからこそ、追われ、追いかけられる関係となった。それにしても不幸な物語だ。その不幸が、映画ではひとつも表現されていないのが残念だ。これから趣味の話になるのもパターンだが、メインにすべく、調整をしているカセットデッキが不安定なので、なかなか落ち着かないのだ。電磁ソレノイドの調子が悪く、テープのオートストップ機能が作動をしなかった事もあり、その手の愚痴ばかりが続いた。それがTRIOのカセットデッキ、「KX-7000」である。今朝、通勤前に"もしや?"とヒューズを点検したら切れていた。コントロール回路のヒューズだ。なので一連の誤動作は、おそらくソレが原因だろう。サッサと交換しよう。1979年の製品だが、その点では、とても解りやすい電子回路だと言えるだろう。まだ回路にICなんて物が入り込む前なんぞは、そんなものだ。
これがその管ヒューズだ。容量は、800mA 250Vである。1.25A 250Vと合わせて3つ使う。サイズは、30mmだ。そんな感じなので、結局、フツーに使えるのが、NECのビギナー機と言うのが寂しい。ヤフオクで落札した。オーディオメーカーとしてはピンとこないが、【DianGo】と言うブランドで発売していた。そこの「AUK-5100」なるカセットデッキを使っている。1978年当時、¥44800だった。さて明日は休みだ。部品が届くまでお手上げだ。たまにレコードでも聴こう。8ミリフィルムのテレシネ作業も残っている。相変わらず、やる事だらけだが、飽きずにやっている。
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