元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

最終的な敗北

2025-02-03 17:48:01 | 独り言



「最終的な敗北とひとつの敗北を混同しない事」。これは米国の小説家、F・スコット・フィッツジェラルド(Francis Scott Key Fitzgerald, 1896年9月24日 - 1940年12月21日)の名言。米国、1920年代の「失われた世代」の作家の一人である。「ジャズ・エイジ」は特に知られ、後世の多くの作家に影響を与えた。生前に発表した長編小説は4作品ながら、20世紀のアメリカ文学を代表する小説家だ。尚、「風と共に去りぬ」のM・ミッシェル嬢は、その一作のみだが大家である。(余計なお世話か?)脱線したが、その名言だが、駄目な事があっても、そんな事位、一生のうちに幾度となくあるだろう。落ち込む事はない。 てな意味だと思っている。さて今日も休みだ。昨日は除雪に追われて何も作業が進んでいなかったオーディオ機器の接続をしていた。音をパソコンにも取り込む配線なのだが、音質調整が出来るようにグラフィックイコライザーを通す必要があった。それは主に78回転盤の補正が目的なのだが、只々でさえ古いものばかりを聴いているので、今時の装置にも適応するようにもしたかったのだ。LPレコードの初期もイコライザーの規格が定まっていない時期なので尚更だが、なるべく負荷も掛からないように考慮しなければならなかったので、なるべく抜けるような配線を念頭に接続した。帯電も避けたい。アースが必要な機材は特になのだ。残念ながらパソコン側のAVアンプは出力が無いタイプ故に周期的なポップノイズが入りやすい。そんなこんなで課題だらけだ。午後からは買い物に行った。母の付き合いだが、それから昨日で決着がついたTEACのカセットデッキ、「A-450」の録音テストだ。先月中場に交換したアイドラーがマッチングするまで難儀したのだ。配線作業が終わった昼前から始めた。クロムポジションは良好だった。現在は音楽用ではないノーマルテープの録音テストをしているが、ジャンルの差も試したいので、もう少し時間(日数)が掛かりそうだ。そのテストソースだが、クラシック音楽が主なので、普通に聴いていてもキツイものばかりだ。ピアノもヴァイオリンも回転ムラのチェックになるし、オルガンに至っては、カセットデッキ自体のアンプ全域のチェックになる。それと小生が好きなワーグナーの楽劇なんぞは合唱も入るので、ヤクザなアンプだと受け切れず、パンクする。大体、カセットテープにそれを要求する事自体が間違っているとも言えるのだが、そのカセットデッキは、TEAC初の高級機だ。そりゃあ試したくもなる。そこで結果だが、今の処は良好だ。



なので余計に欲も出る。そう言う事なのだ。ちなみにこのblogを打ち込みながらモニターをしているのは、小澤征爾氏が、1981年にタングルウッド音楽祭で演奏したワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」第二幕だ。それを一般のノーマルテープでテスト録音をしている。当然、ダイナミックは広い。テープと録音アンプのMOLも試される。だからDolby(ノイズリダクション)も掛けず、メーターもフルスケールでカチカチと音を立てる。後から聴くのが楽しみだ。その後はJAZZにしよう。若き日のナベサダ(渡辺貞夫)のライブ盤だ。解像度が高いレコードだ。目の前に会場の情景が広がれば合格だ。こちらも聴くべき箇所は、結構ある。期待はしている。小生のお気に入りのレコードである。

コメント
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