夫より一足先に帰国していた私にかなり大きなショックが走った。なんとボリビアの空港で夫は帰国のための最後のチェックインを済ませたところで私たちのパソコンを盗まれてしまったのだ。パソコンのファイルをフラッシュメモリーに落としたり、CDに焼いていたのは一部で、夫の仕事関係、私の写真、そんなものが一瞬のうちになくなってしまった。危機管理意識の欠如といわれればそれまでだけど・・・
あれから2週間、なくなったものは仕方ない、とやっと立ち直った所だ。
娘からはCDに焼いていない私が悪いといわれ、本当にそうなんだけど、帰国前の忙しさで焼くひまがなかった・・・なんて2週間前のワタシは往生際悪く小声で自己弁護していた。
でも、怪我がなくてよかった、と思うことにした。
あんなに親しみを抱いていたボリビアで最後にちょっと痛い目にあってしまった。しかし、やっぱりボリビアは懐かしい。
お土産に買ってきた、インディヘナの部族の楽しそうな色合いの織物がワタシを慰めてくれる。
写真はボリビア、アンデス地方ポトシ、亜熱帯地方サンタクルスの織物。
